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エレベーターは、どんどんと上に登っていく。
そして、Tと書かれた階数に止まると、目の前のドアが開いた。
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「…さぁ、行こうか」
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エレベーターから降りると、そこは長い廊下で。
どれだけ廊下が多いんだろうと、松本は若干呆れていた。
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長い廊下は、監視カメラと思われる物が膨大な数で設置されている。
その監視牢獄のような廊下を抜けると、そこには大きな扉が一枚あった。
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櫻井は、その扉をトントン、と二回ほどのノックする。
まもなくして、「…入りなさい」と、低い声が響いた。
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「…失礼します、『神風』副班長、櫻井翔です」
まず、櫻井が一礼して、その中へと入る。
二宮が続いてその扉へと向かった。
「……研究班第一班班長、二宮和也」
ぼそっと、吐き捨てるようにいう二宮。
二宮は後ろの松本を見ると、はやくしろとでも言うように目で訴えていた。
「……失礼します、『神風』新入員、元警察犯罪対処部所属、松本潤です」
扉の中へと入る松本。
そこには――――数人の警護員に囲まれた"警視総監"が、威厳を持って大きなデスクの前に座っていた。
「……東京フィールド南二三地区により、カメレオンのクラウンの出現。
隊員No.1とNo.3が出動、クラウンを制圧。能力値レベルは20でした」
櫻井が淡々と結果を告げる。
”警視総監"は、その言葉を聞き頷くと、松本を見た。
「……お前が松本か」
威厳のある声。だが松本は動じない。
「………ふっ、肝が据わっているな………。
―――――――…、二宮、お前が来るのは珍しいじゃないか」
警視総監は、二宮を見た。
二宮は眉を潜めると同時に、こう吐き捨てる。
「…うっせぇよ、ジジイ。まだくたばってねぇのかよ」
「…そういうお前も前会ったときから変わってないじゃないか.
―――――…、まだ、私が”大野"のことを言ったのが気にくわないのか？」
「………てめぇ…」
二宮の額に、青筋が浮かぶ。
対する警視総監は、意地悪そうに、にやにやと笑っていた。
「……ぶっころしてやる……！」
二宮が、白衣のなかのスーツの内へと手を入れる。
そこから拳銃を取り出すと、警視総監へとその銃口を向けた。
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智歌(プロフ) - りりさん» 初めまして、返信遅くなってしまい、申し訳ありません;; Ｓさん、私も大好きです^^ 山はなんというか、雰囲気が大好きですね//ようするに山大好きです← ファンだなんて……//嬉しすぎて倒れそうです← 更新頑張りますので、これからも是非よろしくお願いします！ (2013年3月23日 9時) (
レス) id: e8f0ec24b6 (このIDを非表示/違反報告)
智歌(プロフ) - Ayaneさん» 初めまして、返信遅くなってしまい申し訳ありません;;コメントありがとうございます＾＾ 更新頻度は遅くなってはいますが、楽しみにしていただければ幸いです。ファンなんて…//私も大好きです！！← これからも頑張りますので、是非よろしくお願いします(●´▽｀)ﾉ (2013年3月19日 6時) (レス) id: e8f0ec24b6 (このIDを非表示/違反報告)
Ayane(プロフ) - 初めまして、Ayaneと申します(^^)毎日更新を楽しみに読ませて頂いています。これから５人がどういう進展をみせるのか、とても楽しみです(о´∀`о)逢わせ屋も読ませて頂き、すっかり智歌さんのファンになりました!!大好きです♪ご無理なさらず更新頑張って下さい! (2013年3月15日 22時) (レス) id: 3a50da4d3a (このIDを非表示/違反報告)
智歌(プロフ) - 櫻ノ宮和翔さん» 初めまして、コメントありがとうございます＾＾ 逢わせ屋も読んで下さっているとは、感激です(ノ*゜▽゜*) 更新できていなくて申し訳ないです;; これからも皆さんに楽しく読んで頂けるように、拙い文章力で頑張りたいと思います(笑)これからもよろしくお願いします (2013年3月15日 19時) (レス) id: e8f0ec24b6 (このIDを非表示/違反報告)
櫻ノ宮和翔(プロフ) - 智歌さん» 面白いです(^^♪逢わせ屋も読ませていだいていますこちらもとても面白く引き込まれますこれからもがんばってください(^^♪ (2013年3月13日 0時) (レス) id: ca8ec43a92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：智歌 | 作成日時：2013年2月18日 6時
