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光「それでさ〜、馨のやつ、
魔女が居るんじゃないかってビビって寝付けなかったんだぜ？」
ホスト部、今日も平和に営業中です。
馨「もう、魔女じゃなくて魔法使い。やめてよ、今時魔法使い信じてるって恥ずかしいじゃん…。」
そろそろこの双子のやり取りにも見慣れた
今日この頃。
ハ「…魔法使い、ねぇ。」
運良く今日はハルヒと同じテーブルで、私は気分が良かった。
…まあ、見事なことに
あれから報告書も書き終え、まだ一睡もしてませんけど。
ふふ、でも魔法使いね。
『ハルヒ、ハルヒ。』
ハ「どうしたの？」
双子に向いていた視線から私へと移り変わった瞬間。
ポンッとハルヒの目の前で手のひらを差し出した。
ハ「わっ、急にびっくりするじゃん。
…これ、木苺？」
そう。
ここに来る前に偶然その辺に生えていた木苺。
『あげる。ちゃんと毒味もしたし大丈夫だよ。』
ハ「もう…すぐになんでも口にしたらいつかお腹壊すよ？」
と言いつつも一粒食べてくれるハルヒ。
『どう？』
ハ「うん。…美味しい。」
昔ケーキ屋に行った時一番イチゴののってるケーキ選んでたっけ。
と懐かしみながら私も微笑んだ。
「なんてこと…。」
「甘い、甘すぎますわ…！」
その様子を見た環先輩が秒速でこちらのテーブルの元に寄ってきた。
環「我が娘たち！！！なんて可愛らしいことをしているのだ！！
是非…ぜひ父にも木苺なるものを…！！」
環先輩もそんなに木苺好きだったのかな？
数は少ないけど、それは勘弁してほしい。
『はい、どうぞ。』
取り敢えず一粒手に取り、差し出した。
環「いいのか！！！
おお、なんと心優しい娘だ…っ！」
環先輩は口を開けた。
あ、口の中に入れろってことか。
そのまま私の手は環先輩の口元へと伸びていく。
.
光「へぇ、ここ木苺とか生えてたんだァ。
…甘くて、おいしー。
あ。
殿ごめんねぇ？
木苺があんまりにも美味しそうだったからさ。」
気がつけば自分の後ろにいた光に食べられてて。
ねぇ。
それ、木苺どころか私の指もちょっと食べてない？
.
.
…え？気のせいなの？
続く (更新停止中)
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雷時々台風 - 慧さん» コメ有難うございます！もう何年前のものになるんでしょう…？！知っている方がいらっしゃるだけで嬉しいです！ありがとうございます…！！！ (2020年4月16日 21時) (
レス) id: c16e1d09e4 (このIDを非表示/違反報告)
雷時々台風 - オタクの通行人Aさん» コメ有難うございます！うわわわわそう言っていただけて嬉しい限りです…！！衝動書きしている部分もあるので気長に待って頂けると幸いです…！ (2020年4月16日 21時) (レス) id: c16e1d09e4 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - 桜蘭高校ホスト部久々に見ました！懐かしいですね…応援してます！更新楽しみにしてますね！ (2020年4月7日 16時) (レス) id: e2c5fada44 (このIDを非表示/違反報告)
オタクの通行人A(プロフ) - コメ失礼します！ キャーキャー言いながら見させていただいてます！！！！ 続き楽しみにしています！！ (2020年4月6日 14時) (レス) id: 2af569d49d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雷時々台風 | 作成日時：2020年3月22日 18時
