黒尾鉄朗との関係【ハイキュー】

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やばいやばいやばいやばいやばい！！！







あれはあからさますぎただろうか




絶対あからさますぎた…！！









「でも、どうしようもないじゃないすか…」






「なんか言った？」







隣で一緒にモップをかけてくれてる夜久くんがキョトンと首を傾げる







「あ、あーいや、



あ、いきなりやっくんなんてよんでびっくりさせたなぁと思って！」






「まぁ驚きはしたけど…



高村が呼びやすいように呼んでいいよ」







なんて言って笑う夜久くん






あぁ、通りでみんなからバレー部のおかんとか言われるわけだよ…









「ありがたきお言葉」





「いや、いつの時代の人だよ」





「やっくんも好きなように呼んでくれていいからね！」






「…じゃあ、A」








少し照れくさそうに名前をよぶ夜久くん






かわいいなぁ、なんて思わず笑ってしまう








.









.









______________「Aって、呼んでもいいか」








思い、だすな







諦めるって心に誓っただろう、高村 A！






ブンブンと首を横に振る








「何やってんだ、A」






「なんでもない！



あ、モップ手伝ってくれてありがとう！そろそろ練習始まるからそれ片付けてくるよ！」






「あっ、悪い頼んだ！」







夜久くんからモップを受け取る








「なぁ、A」








びくっと肩が揺れたのが自分でもわかる








「な、なにかね黒尾くん」






「や、滑るから雑巾もらおうと思って…






…なんかおまえ今日変じゃね？」






手に汗がにじむ






「やだな〜いつもと変わらない高村さんでっす！




わかった雑巾ね、あと持っていく！」







ブイサインをして、逃げるように用具室に向かう







大丈夫、笑えてたはず







「だ、大丈夫大丈夫



落ち着け私」







ふう、と小さく息を吐いたあと、両手で頬を叩く





これから、この気持ちを忘れられるまでは黒尾くんと距離を置こう






.









.







「…なにやってんの？」





「う、わぁっ！？


けけけけけ、研磨くんいつの間に！？」







勢いよく後ろを振り返るとだるそうにした研磨くんが立っていた







「朝練間に合ってよかった！



もう練習始まるから着替えて…」






「…クロと、何かあったの」








勘のいいガキは嫌いだよ、なんて某漫画のセリフが頭の中をぐるぐると回った

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