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成長 ページ8
涼介side
大貴「そんでお前が俺に相談してきて...みんなにすぐに連絡して、行動に移った。」
涼介「こうどう...？」
大ちゃんは頷いた
大貴「実はもう彩水のこと探してたんだ。...ニュースで流れてた、広島県広島県の島を除いて。そこが可能性いちばん高いし山田といった方がいいかなーって。」
さっきから大ちゃんはヘラヘラと笑っている
...辛かったはずだよな...
薮「そーゆー事だったんだな...なんか悪いな、無理矢理吐かせて...知念も圭人もごめんな。辛かったろ。」
薮ちゃんが知念の、光が圭人の頭を撫でた
2人が本当の親みたいに思える
知念も圭人もポロポロと涙を流して、必死に涙を拭っていた
それを見ると、《違うものが目で見える》その日常がどれだけ辛いものかがよく分かる
大貴「いいんだよ。いつかは話さなきゃいけないことだったし。...知念も圭人もそれをわかってた。けど以外にも山田が気がつくのが早くてさ、ちょっと心の準備が出来てなかったんだよな。」
知念がこくりと頷いた
大ちゃんもそんな知念の頭をポンポンと撫でる
涼介「なんか...ごめん。」
大貴「違うよ。山田のせいじゃない。多分あいつも焦ってんだ。そうとう時間が無いんだと思う。」
慧「...しっかりしてんね。お兄ちゃんみたい。」
伊野尾ちゃんがぼそっと呟いた
でも、へへっとはにかむように笑った大ちゃんは親に褒められた子供のようにも見えた
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作者名：有谷 彩涼 | 作成日時：2019年12月4日 9時
