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第一章 No, that's not the way. ページ1
山田side
こんにちは、私JUMPのエースこと、山田涼介です←
今俺は楽屋から遠いトイレに来てる
なんでかって？
それは...
涼介「うえっ...げほっげほっ！げえっ...！」
絶賛嘔吐中だからです←
朝から気分が悪くて楽屋に早く行って休もうかと思ったんだけど、入る直前になって吐きそうになった
けどメンバーが来るとまずいからちょっと我慢してわざわざ離れたとこまできたってわけ
迷惑だけはかけたくないからね
でももう集合十五分前
そろそろ行かなくちゃ...
立ち上がった瞬間
ﾌﾗｯ...ｶﾞﾀﾝｯ！
涼介「やっべ...力はいんねぇな...」
膝から崩れ落ちた
普通に痛い←
仕方ない...
『あの力』
を使おう
するとまわりを桜の花びらが舞う
ﾌﾜｯ
俺はその力を借りて立ち上がり、何食わぬ顔で楽屋へと入っていった
桜の花びらはどこかへと消えていた
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作者名：有谷 彩涼 | 作成日時：2019年2月20日 23時
