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何事もなかったかのように
食べてさらっと2人とも帰って行ってしまった。
美形の人はやたらニコニコ私に話掛けてて
ある意味気まずかった...
ジニは黙々と食べてるだけだったな
あの時私が"ジニ久しぶり！"なんて言ったら
また友達に戻れたのかな...とか
考えて中々寝付けない。
携帯の画面を見て
ヒョンジニ♡ なんて馬鹿くさい名前で登録していた
昔の私を恨む
何回も何回もこの連絡先を消そうともした。
忘れようともした。
けど、出来なかった
きっと番号も変わっててここに連絡しても
カトクにしても返事なんてない。
「はぁ〜」
ｶﾄｸｯ！
私はその音に体がビクッとなった
深夜の1時ぐらいだった。
こんな時間に連絡してくるのなんて
誰もいない。
私は恐る恐る携帯画面を見た。
ジニ ( グッドチキンのAさん )
え、私は"ジニ"という文字に驚き
寝ぼけてるんじゃないかって何回も目を擦った
けど、寝ぼけてるわけでもなく
本物のジニからの連絡だった...
既読を付けた瞬間
今度は着信が部屋に鳴り響いた。
(((ヒョンジニ♡ ))
ﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯ
私は画面をまた見て、出るか戸惑った。
でも、きっと出ないと後悔するかもって.....
「ヨボセヨ」
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作者名：おつる | 作成日時：2023年11月25日 22時
