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少し話そうと言われて、私は仕事を終わらせて
フィリックスと人気の少ないカフェにきた。
F「あのさ...」
少し気まずそうに私に話しかける
「...ん？」
F「ヒョンジナとどいう関係なの？」
「ぶっ」
私は思わず飲んでいたコーヒーが口からこぼれほうになった
F「なんで、知ってる？って顔だね。」
だって、同級生ですら私とジニの関係は知らない
誰も知らない秘密な関係みたいなものでもあった。
F「あの日かな...連絡先渡して帰ろうとして
まだお店の近くにいたんだ。」
「あ...」
私は察した。あの時だ。
F「ヒョンジナが酔っ払ってヌナに抱きついてた。
しかもその後家にまで連れて行ってたよね...」
「そっか....」
見てたなら言い訳出来るわけでもないし
素直に言わなきゃなと思った。
「私とジニは中学同士の友達だったの」
F「それだけ？....」
「うーん....私が一方的に好きだった人かな。」
F「ヌナが？」
「うん、...ジニはきっと好きじゃないと思う」
あの時キスした時だってノリとかそんな感じなのかな
って私は思っていた。
本当に好きな人だったら連絡ぐらいしてくれるからね。
「やましい事なんて、してないよ...」
F「それは嘘だ。ヌナ嘘つくの下手すぎ...
けど、何処までしたかなんて聞きたくないから聞かない」
フィリックスってどれだけ感が鋭いの...
F「でも、俺はそれでも好きだから諦めないし
ヌナの事ずっと待つ、ヒョンジナは関係ないから」
こんなに人に好意を抱かれて、
言葉にされるのなんて初めての感覚で
不思議だった。
ジニがしてない事をさらっとしてしまう人...
雰囲気は似てても性格は全然違う。
どんどん自分がどうしたいのか
わからなくなってしまった....
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作者名：おつる | 作成日時：2023年11月25日 22時
