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__17(H side) ページ17
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二日酔いの頭の痛みで起きると
隣にはスヤスヤAが寝ていた...
あれ。
俺昨日の記憶...
ゆっくり思い出してキスした事を思い出した。
「おっとけ...」
あんな中学の頃我慢してた気持ちをこんなすぐ
大人になって爆発してるとかどうかしてる...
というか時間！今何時！？
6:30
撮影の迎えが8時だからタクシーで宿舎まで
余裕な距離だから大丈夫だっ。
Aを置いて行くのは寂しいけど
でも、行かなきゃ。
「みあね....」
俺はAの家を出て、すぐタクシーをつかまえた
なにしてるんだよ。キスなんてして...
酔っ払ってるからって
俺クズじゃん...
H「あぁぁぁぁっ！！」
「お、お客様大丈夫ですか？」
H「あっ...なんでもないです！大丈夫です！」
あまりにも取り乱してしまい声が出て
タクシーのおじさんもびっくりしていた。
だって、中学俺はちゃんと立派に気持ちを抑えたんだ。
Aを犠牲にしてアイドルになったんだ。
なのに酔っ払ってものの1日でその気持ちを
爆発させるなんて...猿だ...
でも、昔からあの子はなんで自分の綺麗さに
敏感じゃないだろう。
いつも無防備すぎる。
ヨンボギを惚れさせてしまうくらい魅力があるのに。
俺も変わらない。
嫉妬深くて、誰にもAを渡したくない癖が
ついつい本能でまた出ていた...
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作者名：おつる | 作成日時：2023年11月25日 22時
