陽光が差すまで ページ34
A side
shp｢…到着です。俺も一緒にいたいところなんですけど、仕事があるので…すみません｣
『お偉いさんなら、きっと大変なんでしょう？私は大丈夫だから、気にしないで』
shp｢はい、じゃあ…また｣
『ええ、ショッピくんも頑張って』
shp｢…｣
じゃあ、と言ったのにどこへも行かずにまだこちらを見ているショッピくんから気を逸らして別れる。
ここからは私も仕事の時間だ
ガチャ
『お邪魔します』
rbr｢！、おかえり｣
『ただいま、ロボロくん』
ロボロくんがこちらを見て、私の姿を確認すると同時にホッとした表情をする。
rbr｢すまん、シャオロンまた辛そうにしててな、一応看病はしとったんやけど、どうしたらええかわからんくて、っ｣
『大丈夫よ、落ち着いてロボロくん』
取り乱す、ロボロくん。
1度元気を取り戻した仲間が、また弱っていく姿を見てとても不安だったんだろう。
疲れきった表情に、クマが出来てる。
『ロボロくん、寝てないでしょう』
rbr｢寝てられへんよ…もし、何かあったら、｣
シャオロンさんも、ロボロくんも疲れきってる。辛そうだ。
ロボロくんが既に準備は整えていてくれたおかげで、すぐに前と同じように薬を飲ませることが出来た。
いくら苦味がない薬でも、何かを飲み込むという行為は弱った体にはきついようで、戻してしまわないように時間をおきながら、何度も薬を飲ませる。
1度楽になったとはいえ、さすがに限界も近く、ほとんど意識のないシャオロンさんをロボロくんと2人で支えながら必死に介抱していく。
・
・
・
十分な量を飲み終え、シャオロンさんが落ち着いた呼吸で眠りについた時、もう日は高く登り、昼になっていた。
『もう、大丈夫。しばらく休んだらすぐ目を覚ますわ』
rbr｢治ったん…？｣
『体力を元に戻すのは大変でしょうけど、毒は完全に抜けているから安心して』
rbr｢ぁ〜…よかった…｣
『念の為今日は様子を見るけど、ロボロくんは寝たほうがいいわ。あなたまで倒れそう』
rbr｢眠くなったら寝るよ｣
『ちょっと…！』
rbr｢腹減ったなぁ、俺飯取ってくるな｣
少しでも早く寝ておいた方がいいのだけど、きっとこれ以上言っても意味が無い。
ヘラりと笑ってご飯を取りに行くロボロくんを見送って、シャオロンさんの布団をかけ直した。
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リズ(プロフ) - すみれいんさん» 読者を不安にさせたまま4章に持ち込みたかったのです…お許しくだせぇ....！ありがとうございます！ここまで来れたのも読者さんのおかげです！！ (2021年2月18日 19時) (
レス) id: e8e592a792 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 正直ヒヤヒヤしました！え…もしかしでマジで今での事って夢…？となり少しの間見事に騙されました…！！3章完結？おめでとうございます！ (2021年2月18日 8時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - 大先生…？(便乗) (2021年2月10日 18時) (レス) id: c4d9600a7c (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - 闇ちょこさん» リクエストありがとうございます！！んふふ、赤い彼にはもう少し混乱してもらいますよ…！！ (2021年2月9日 21時) (レス) id: e8e592a792 (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - リクエスト宜しいですか…？shpくんが夢主といちゃいちゃしてるのを色んな方法で他のd!面子に見せつける、みたいなのお願いしたいです…！！tnさんが勘違いしてるエピソードが好き過ぎたので…あ、更新は作者様のペースで進めて下さい！長文失礼しました。 (2021年2月9日 16時) (レス) id: c4d9600a7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リズ | 作成日時：2020年9月29日 21時
