一転。 ページ42
Aside
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元の体勢に戻り、しばらくの間ぼーっとしていた。
すると、ショッピくんの耳元でザザっという機械音が鳴る。
syp「……はい。…はい、わかりました。」
syp「A」
『…なに?』
syp「グル…うちの総統がAに一度会って話したいらしいです。」
「…無理に行かないで大丈夫ですよ、あんなことの後ですから。」
『いいえ、行ってちゃんと話すわ。帰る許可と道を教えてもらわないと。』
syp「でも…」
『大丈夫よ、ハッキリ言ってくるわ。自分で。』
syp「わかりました。今度はエミさんとゾムさんもいますし、俺も油断しません。
…………守りますから。」
ーーーーーーーーー。
エーミールさんやショッピくんと話したからか、不思議と恐怖は落ち着いていた。
ベッドから降り、服装を整えてから2人で総統室へと向かう。
…医務室を出ていく時、しんぺい神さんが
「また何かあったら…いや、別に何もなくてもいいからいつでもおいで。」と言ってくれた。
廊下を歩く足取りは前よりずっと軽やかだった。
ーーーーーーー。
再びあの立派な扉の前に立つ。
ショッピくんの、本当に大丈夫ですか?という問いに大丈夫、と答え、大きく深呼吸してから扉を開いた。
コソッと更新です()
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暁郗 - え?駄作とは??え??神作の間違いでは???? (2020年11月19日 20時) (レス) id: 14cb33816d (このIDを非表示/違反報告)
ひな - とってもええお話やん(_><_) 続き楽しみしとこ♪ 応援してます!これからも頑張え!!!! (2020年10月1日 16時) (レス) id: 565863c7d8 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - 椋。-ryou-さん» コメントありがとうございます!!泣いて欲しい話として書いたので、とても嬉しいです。これ以上の褒め言葉はありません…!!更新頑張ります! (2020年9月12日 23時) (レス) id: 294441511f (このIDを非表示/違反報告)
椋。-ryou-(プロフ) - ものすごく感動しています。特に「悲恋哀歌」は何度見ても涙が出ます。更新大変かもしれませんが、これからも応援しています。 (2020年9月12日 13時) (レス) id: 8b6ca01e67 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - ソノさん» 頑張ります〜!!コメントありがとうございます!!続編も誠心誠意執筆していきますのでぜひ...!! (2020年9月7日 21時) (レス) id: 294441511f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リズ | 作成日時:2020年8月9日 12時