【wrwrd】軍人さんを拾いました 2【shp】

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syp「すみません、助けられなくて」

『……いいの。』

syp「でもっ、あんな…！
『いいのよ。あれが普通の反応。』…っ」

『こんな髪と目の色で、そのうえ不老の体なんて気味悪いでしょ？』

syp「……っ。綺麗ですよ」


さらりと私の頭を、髪を撫でてくれるショッピくん。……優しいなぁ。

でも、私はショッピくんを抱きしめ返すことはできない。


『いいえ、やっぱりここへ来るべきじゃなかったの。私みたいな、エルフでもなく、もはや普通の人間でもない……"化け物"が。』

syp「そんなことないです！Aは普通の…」

『違う。私は普通じゃないの。』









『あのね、勘違いしてたの。』









『あまりにもショッピくんやゾムが"普通"に接してくれるから。』









『自分も同じ"普通の人間"だって、勝手に思い込んでた。』


syp「……………。」



『………………。』

ショッピくんの体を押し、自分の体から離す








『…森に戻らなくちゃ。
私は、あの家にいないと。









ずっと、






ーーーーーー"1人で"。」

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