【wrwrd】軍人さんを拾いました 2【shp】

-4 〔一方で〕 ページ37

syp side

先ほど起きたこと
俺のことを助けてくれたこと
その3ヶ月の間のこと
全てをグルッペンさんに話した。


gr「ふむ…」

ut「怪しいって思うやろ？」

グルッペンさんは何も言わずに考えている。
その間、言葉を発する者はいない。



gr「確かに、怪しいところはあるが。」

「現にショッピが無事にここに帰って来たことと、それに彼女が少なからず貢献しているという事実は覆らない。
彼女が我々にとって良くない存在だろうがなかろうが、1度感謝しなければならないだろうな。まぁ、結果論だが」

「それに、エーミールも何か知っている様子だった。いくらアイツがお人好しとはいえ、見ず知らずの女にあそこまですることはないだろう。」

「怪しいというが、森の加護を受けた人間というのがそもそも…得体の知れない者ではあれど、彼女がそれである可能性は高いな。
でないと、先程の風や鳥の異常現象に説明がつかない。」

「話してみればわかる事だ。
しかし、しかしだ。さすがに仮にもショッピの恩人に対してその行動は失礼にあたるな…」

「彼女の存在を認める認めないに関わらず、先程のことは謝罪してこい。」


グルッペンさんの言葉に全員が頷き、部屋を出る。ゾロゾロと医務室へ向かった。




途中、チーノが謝ってきていたが無視してやった。









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ifストーリーコメントありがとうございます！
トントンさん、ロボロさんから書き始めて欲しいという声が多かったのでこの2人中心に進めていきます。
(ごめんなさいロボロさんからになりそうです。)

近いうちに作りますので、よろしくお願いいたします

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