【wrwrd】軍人さんを拾いました 2【shp】

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穏やかな2ヶ月を過してきた。
母や祖母が生きていた時と同じくらい時間が経つのが早い。


この生活も1ヶ月も経たずに終わってしまう。
ちょうど1週間前に1羽の鳥がアンナのもとからやってきた。
内容は、予想よりも早く我々国が勝利しそう。ショッピくんも、Aも準備をしておいた方がいい。というもの。


ショッピくんが我々国に帰る日が近づいている。


私がまた1人に戻る日が。




1週間経っても準備は出来そうになかった。



しかし、確実に訪れる日なのだ。
私は森から出るつもりはないし、
ショッピくんを引き止めるつもりもない。


出来上がった食事を机に並べていると、洗濯物を抱えたショッピくんが帰ってきた。

『ちょうど良かった。準備できたから、洗濯物はそこにおいて先に食べちゃいましょう。』



軽く会話を交わして夕食を食べる。彼との時間は沈黙すら心地よかった。






壁に飾られたカレンダー。
再び私の時間が動き出している錯覚に陥る。
私の時間が動くことはない。
ただ、今の時間とショッピくんの時間だけが過ぎ去っていく。









あぁ、今の時間が永遠になればいいのに

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