男前女芸人_その2 (ページ11)

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改めてページ11

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これ以上言っても勝たれへん、っていうのは過去に実証済み。
そっか、…信じてもいいのかな。いや、信じよう。
だってここまで話して心の中では信じてないなんて自分勝手すぎる。

そっか、もう1人じゃないんだ。

秋「えっ、エミちゃん！？？」

水「ちょ、え、」

急に秋山さんと水田さんがおろおろしだすからなんだ、と思って自分の手元を見ると手にとめどなく落ちてくる水。

あ、泣いてるんだ、今、俺。

急に泣いてしまったからおろおろしてるのか。
ことごとくこの人達は俺に甘いようで、皆慌ただしくおしぼりだの何だの言っている。

「え、えみ、」

流石に相方も焦ってる。どうしていいかわかんないんだろうな、このウブめ。
きーさんもよくこんな俺に声かけたよ、ほんと。

でもなんか、こんな騒がしさがやっぱり俺には合ってる。

『ふふふ、…っ、あははは！！！！慌て過ぎやって！！はぁーー…笑った笑った』

ゆ「……こいっつ！！！！急に泣き出したから人が心配して動いてんねん！！何笑ってんの！！」

『いやぁー……幸せ、だなぁって思って…改めて、ありがとうございますほんと』

今度は皆が黙った。
してやったり？？