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時々休憩しながら2時間程滑った後、信くんに��お茶しに行かへん？��と誘われスケートリンクを後にし近くのカフェへ来ていた。
「それにしてもAちゃん、まだトリプルアクセル飛べるんや？」
「あー…なんとなく感覚忘れたくなくて、滑ってる度に飛んでますよ。」
やっぱり現役の時に比べて体力は落ちたものの、飛べてたジャンプの感覚を失いたくないと思って未だにジャンプだったりスピンだったりの練習は欠かさずしている。
ジャンプの中でもアクセルだけは凄く苦手だからあまり飛ばないんだけど、今日なんとなく飛んだら信くんに驚かれた。
着氷も失敗しなかったから信くんは尚更驚いたんだろう。
「でも僕今まで見たこと無かったけど！？」
「そりゃ信くんの目を盗んで飛んでましたから。」
「うわ〜なんで気付かへんかったんやろ。
本当、現役の子に負けてないでAちゃん。」
「それはないって信くん。
現役の子からしたら私おばさんだよ？」
「おばさんてw
じゃあAちゃんと同い年のゆづはおじさんになるで？w」
「結弦と私は違うんです〜私だけおばさんなんです〜！」
「でも真面目に、今日のトリプルアクセル見てやっぱり変わってないなって思ったで？
…なぁ��黒蝶��。」
「…その呼び方懐かしいね。」
【黒蝶】
その呼び名は私が結弦と共に世界ジュニアで優勝した時、私がフリーで滑っていたのが��蝶々夫人��で衣装が黒だったことからそう呼ばれるようになった。
…もう、今となっては懐かしさしか感じないけど。
「…今シニアにAちゃんがおったらフィギュア界は凄いことになってるやろうな。」
「あはは、何言ってるの信くん。
私がいたところでなにも変わっていないよ？
実質結弦だけでも凄いことになってるんだし。」
「Aちゃんはさ、もう1度ゆづと滑りたいとか大会に出たいとは思わん？」
「…毎回テレビ見る度に思ってるよ。
怪我治ったのにもう大会には出られないんだなーとか、怪我してなかったら今頃結弦とエキシビ滑れてるかなとか。
なんて…叶わないこと思ったって仕方ないのにね。」
そう言って私は信くんに笑ってみせたけど、何故かその時信くんはなにかを考え込むような表情をしていた。
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ss - この小説大好きです！これからも頑張ってください！ (2018年3月17日 20時) (
レス) id: 7980bbba4c (このIDを非表示/違反報告)
マナ - ヤバイ…めっちゃ面白いです！特に実咲とのやりとりがwwwこれからもがんばってください！応援してます∂∀⊂ (2018年3月11日 17時) (レス) id: 595eca3f4d (このIDを非表示/違反報告)
音想羽(プロフ) - マナさん» ありがとうございます！更新頑張ります…！ (2018年3月2日 0時) (レス) id: a0e7a68c22 (このIDを非表示/違反報告)
音想羽(プロフ) - りりかさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします…！ (2018年3月2日 0時) (レス) id: a0e7a68c22 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 続きが楽しみです！ 更新頑張ってください♪ (2018年2月27日 22時) (レス) id: 595eca3f4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音想羽 | 作成日時：2018年2月19日 20時
