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「…A、もう一度氷の上に戻ってこない？
私はもう一度、Aが滑ってる姿みたいよ。
Aが羽根を広げてるの、またみたい。」
今まで黙っていた佳奈が私の手を取りそう言った。
私の、��黒蝶��の黒い羽根…か。
��できるならもう一度、氷の上に立ちたい��
それが今の自分の本音だった。
でもまた氷の上に立とうと思っても、問題が山積みなのは目に見えている。
コーチは？
練習場所は？
大学はどうなる？
一度考えはじめると溢れるように問題点が出てきて。
どちらにせよ、私がまたスケーターとして活動するのは無理があるんじゃないか…そう思わずにはいられなかった。
そんな私の思考を見透かしたように信くんが言った。
「Aちゃん、今��大学どうなるん？��とか��コーチは？��とか考えてるやろ？」
「え。」
信くん、エスパーですか…？
「Aちゃんが心配してることは大丈夫やで。
コーチはやりたいって言ってくれとる人がおる。
大学はこの前Aちゃん、もう卒業できる単位満たしてるって自分で言うてなかったっけ？」
…確かにこの前信くんとお茶した時に大学のこと聞かれたからそんな話したようなしてないような。
それよりも、コーチやりたいっていう人がいるって…いったい誰が？
その疑問に答えてくれたのは、結弦。
「ブライアンがAのことジュニアの時から知ってたみたいで、Aがもし復帰するなら指導したいって言ってたんだ。」
…嘘でしょ？
あのブライアンコーチが？
私のこと、知ってる！？
驚いたと同時に私はすぐにその誘いの欠点がわかった。
「…でもそれって。」
そう、ブライアンコーチの指導を受けるには結弦と同じようにトロントに行かなきゃならないってこと。
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ss - この小説大好きです！これからも頑張ってください！ (2018年3月17日 20時) (
レス) id: 7980bbba4c (このIDを非表示/違反報告)
マナ - ヤバイ…めっちゃ面白いです！特に実咲とのやりとりがwwwこれからもがんばってください！応援してます∂∀⊂ (2018年3月11日 17時) (レス) id: 595eca3f4d (このIDを非表示/違反報告)
音想羽(プロフ) - マナさん» ありがとうございます！更新頑張ります…！ (2018年3月2日 0時) (レス) id: a0e7a68c22 (このIDを非表示/違反報告)
音想羽(プロフ) - りりかさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします…！ (2018年3月2日 0時) (レス) id: a0e7a68c22 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 続きが楽しみです！ 更新頑張ってください♪ (2018年2月27日 22時) (レス) id: 595eca3f4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音想羽 | 作成日時：2018年2月19日 20時
