第9.5童話 ■■■■■■■■■■■■ ページ46
ym「…ショウリ」
山田くんは寝言でショウリの名前を呼ぶ
俺はその隣で激しく後悔をしていた
俺があと少し保てたら‼
あと少し…力があったら‼
山田くんの手はショウリに届いてただろう
皆がこんなにショックに陥ることはなかっただろう
俺は体育座りをして、顔を埋めた
kn『ショウリ…』
ショウリの無事の確認は俺自身の無事
今のところ、破壊されていたりとかはしてない
けど…何されてるかまではわからない
yb「よ、ケント。
そんなことしてても仕方ないだろ?」
隣に薮くんが座ってきた
kn『でも…俺は無力です。
あと少し力が保てたら…ショウリは救えました。
だから…無力です』
そういうと薮くんは頭をぽんぽんしてくれた
yb「ったく…兄弟揃って自分追い込みすぎなんだよ。
2人とも俺らのためにサポートしてくれてる。
それだけでいいんだよ」
…俺は涙が溢れてきた
kn『うぅ…う…』
yb「よしよし」
俺はそのまま薮くんの胸で泣き続けた
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慧jump(プロフ) - れっしーさん» コメントありがとうございます!!まとめての更新なので更新速度は遅いですがこれからも皆様が楽しんでいただけるように作っていきますので応援のほど、よろしくお願いします!! (2021年3月21日 21時) (レス) id: fc3df4fc56 (このIDを非表示/違反報告)
れっしー - とても面白いです!これからも頑張ってください! (2021年3月21日 21時) (レス) id: aa496b1864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2021年3月15日 10時