御伽 第2章

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ym「…これが…舞踏会」



目が覚めるとそこはお城で開始されている舞踏会だった



そして衣装もいつもとは違う



王子様が着る服を着ていた



sr『マリウスが現れる【童話】は…衣装が変わります…』



よく見るとショウリも変わっていた



ym「…他の皆は別れたらしいね」



sr『でも…なんで舞踏会？』



しかも、マスカレード舞踏会でもないのに俺は仮面をつけていた



…いや、よく見ると大体の人は仮面をつけていた



ショウリは付けていないのか？



sr『…つけてるもん』



ショウリは若干拗ねながら教えてくれる



すると後ろから肩を叩かれた



俺はびっくりしながら後ろを向く



『初めまして、山田涼介さんですよね？』



そこには高身長で仮面をつけている男性がいた



ym「そ、そうですけど…」



『よかった…探してたんですよ。



ソウちゃん傷つけた奴を』



俺は背筋が凍り、その場からバックステップで離れた



瞬間、いた場所で爆発が起きた



周りから悲鳴が起きる



『キミたち異世界人は逃げられないよ。



だって、関係ない場所に行けないのがルールだからさ』



ym「お前は…誰なんだ？」



彼は仮面を取って自己紹介をした



『僕の名前はマリウス』



mr『よろしくね、異世界人さん♡』

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