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6-5 ページ13

mr『その短剣…王子様を殺そうとしたんですよね?



そんな度胸もないあなたにできるはずがないのに?



…諦めろ、そして大人しく泡になって消えてしまえ』



…あれ、そのままだと



yb「結末は…同じだけど?」



mr『それとも…僕が王子様殺そうか?』



マリウスは手榴弾のピンを抜いて後ろに甲板に投げた



大きな音、揺れ、波が俺たちを襲う



なんとか回りものを掴んで海には放り出されなかったが



mr『僕なら王子様を殺せる。



命の恩人もわからない王子様なんていらないでしょ?』



tk「悪いけどさ、そんなの伝えない方が悪いんじゃない?



声を失ってても伝える手段があったのにずっと渋ってたんだから」



mr『彼女は足を手に入れる代わりにその美しい声を失った。



しかも…彼女は今まで海に暮らしていたから文字をかけるとも限らないからさ』



yt「『魔法よ、彼女に美しい声を授けたまえ』」



裕翔が言うと水色の粉が彼女に降りかかる



『あ…あぁ…』



yt「悪いけどそれは12時までしか使えないから早くしてね。



さて…どうして王子様を殺そうとしたの?」



『…殺さなければ…私は泡になって…消えてしまうって言われた…から』



yt「…そう。



それで殺そうとしたんだ」



人魚姫は肩を揺らす



yt「今の時間は?」



ar「はいよ、時計が欲しい」



大ちゃんは時計を出す



ar「…11時59分」



yt「あと1分…。



どうしても殺さなくちゃいけないの?」



すると彼女はキッと俺たちを睨みつけた



『私は消えたくない‼



どうして…命を救った私がわからないの?



でも…殺したくも』



そこで彼女の声は聞こえなくなった



yt「12時になっちゃった。



…もう【12時に解ける魔法】は彼女に使えない」



人魚姫は口をパクパクしている



mr『よし、わかった。



僕が殺すよ』



マリウスは彼女から短剣を取った



mr『知ってる?



【人魚姫】が王子様を殺す理由?』



hk「え?



だって殺さないと泡になって…」



mr『だったら誰でもいいじゃん。



そう… 王子の流した返り血を浴びることで人魚の姿に戻れるからだよ♪』



マリウスは王子様の部屋に駆け込んだ



tk「お、おい‼



マフラー頼む‼」



雄也も駆け込んだ



そしてもう1人…



kn『マリウス‼』



マリウスは狼の力を得ている雄也も振り切って短剣を王子様目掛けて振り下ろした



sr『やめろ‼』

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慧jump(プロフ) - れっしーさん» コメントありがとうございます!!まとめての更新なので更新速度は遅いですがこれからも皆様が楽しんでいただけるように作っていきますので応援のほど、よろしくお願いします!! (2021年3月21日 21時) (レス) id: fc3df4fc56 (このIDを非表示/違反報告)
れっしー - とても面白いです!これからも頑張ってください! (2021年3月21日 21時) (レス) id: aa496b1864 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2021年3月15日 10時

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