第5童話 シンデレラ ページ1
ym「…おはようございます」
…誰もいないのか？
いや、違う
かすかに声が聞こえる
話し声じゃない…鳴き声
ym「…ショウリ」
そう呼びかけると隅にいたショウリは肩をビクッと揺らし、こちらを見た
sr『山田…さん』
ym「名前で呼んでくれればいいよ。
それよりも…こんな朝早くにどうしたの？」
今は午前5時
ケントはまだ寝てるし他のメンバーも寝ている状態だ
sr『…僕、何もできなかった。
【ラプンツェル】で…見ていることしかできなくて』
ym「…それで、自分を責めているの？」
ショウリは頷く
sr『ケントみたいに皆を応援すればよかったのに‼
あの後だって…僕は…治療もできなかった』
ym「…そう、か」
sr『僕は何もできない弱虫です。
誰も助けることもできない…臆病な人形です』
俺は軽くため息をついて…
ym「おりゃ」
sr『痛』
思いっきりデコピンをした
ym「そんなにメソメソしてちゃダメだよ。
誰しも臆病な一面は持ってるんだから」
sr『…涼介くん』
ym「泣き止んだ？
だったら料理作るから少し手伝って欲しいな」
sr『は、はい‼』
ショウリが泣き止んでよかった
そして俺とショウリで皆の朝食を作った
hk「おはよう…もう朝食できてるのか」
yb「お、今日も美味そうだな」
kn『これ…ショウリも作ったの？』
sr『う、うん。
頑張って手伝ったよ』
そこからねぼすけたちを起こす
ym「…圭人」
裕翔が言っていた言葉
yt『圭人に気をつけて』
一体、どういう意味なんだろう
起こそうとノックをしようとしたら勢いよくドアが開けられた
ym「え…裕翔？」
圭人の部屋から出てきたのは…裕翔だった
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慧jump(プロフ) - れっしーさん» コメントありがとうございます！！まとめての更新なので更新速度は遅いですがこれからも皆様が楽しんでいただけるように作っていきますので応援のほど、よろしくお願いします！！ (2021年3月21日 21時) (
レス) id: fc3df4fc56 (このIDを非表示/違反報告)
れっしー - とても面白いです！これからも頑張ってください！ (2021年3月21日 21時) (レス) id: aa496b1864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2021年3月15日 10時
