【ツイステ】物騒系妹。

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学園長「ほら、あなたの番ですよ！」


闇の鏡「汝の名を告げよ」


ユウ「え、えっと...ユウ、です」


『......なんか違う』


改めて一息つくと、彼の違和感に気づく。
なにが違うのだろう？


闇の鏡「______________分からぬ。」


あぁ、わかった。


闇の鏡「この者には魔力の波長が一切感じられない」

魔力がないんだ。


「ならその席オレ様に譲るんだゾ！」


『【終焉のトキ(エンド・オブ・タイム)】。
あくまでこれは儀式なんだから』


学園長の腕から逃げ出した狸に魔法をかける。
すると動かなくなった。

ありゃ、掛けすぎちゃったかな。


学園長「あなた、なにを」


『ハイハイ、次私の番。
私はA。A・ドラコニア』


ファミリーネームもいった方がいいよね。
同じ名前なんていくらでもいるし。

闇の鏡「______________分か」
「姫様！？」

『うぇぇえ！！！！？』


びっくりしすぎて飛び跳ね、その拍子にフードが取れる。

視界が悪いと思ったらフードがついていたのか。


『せ、セベク...？』

セベク「姫様、ここは」

学園長「ちょーっと待ってください！
貴方、女なんですか！？」


『え、ぅ、ふぁ、えええ.....』

質問攻めで何がなんだが分からなくなる。


そんな時、ギギギと扉が嫌な音を立てて開いた。


「A」

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