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暑く光る太陽。
その下に走る生徒たちと、魔法のエフェクトがついているディスク。


『フロイドっ、頑張ってー!!』



応援していたオクタヴィネルは最下位ではないものの、高い順位とも言えない。

けどみんな楽しんでいて、ちょっと安心した。


『ふふっ』

来年、学園長に頼んで出してもらおうかな。
あっ、学校対抗もいいな。

ロイヤルソードアカデミーとってクルーウェル先生言ってたな。


よし、後で頼みこもう。



「A」


『あっ、レオナ!』

レオナ「...違和感あるな。」


『??』


彼の横に並ぶ。

怪我して医務室から出てきたところだったらしい。


『ねぇ、レオナ。
私レオナのこと嫌い』

レオナ「...は?」

『は?じゃなくて。大嫌い。
なんかわかんないけど、嫌いなの!』


ふふっと笑って走る。
ライオンは足が早いから。

陸に慣れてない私にとって、怪我してるレオナでも恐怖だった。


『べーっだ!』

レオナ「ちっ、待ちやがれ!!」





楽しく過ごした、そして同時に私が変わったあの日を、絶対忘れない。





.fin

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作者名:おとーふくん | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年8月5日 21時

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