【ツイステ】なにも、要りません。２ (ページ28)

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【人魚】ページ28

クルーウェル side

「こいつはアーシェングロットの言う通り、妹だ。」

タコの兄、クラゲと呼ばれる妹。
誰もが不思議と首を傾げた。

「けど今のこいつはアンドロイドだ。
...だがもしそれが、魔法だったとしたら。」

ジェイド「自分はアンドロイドである思い込み、魔法による知識の増幅化。」

「製品番号4771。
サイバー社の6年前の新商品だ」

ペラリ、とポケットからでてきたチラシ。
そこには紛れもない、Aの写真が映っていた。

【新商品】

【家事兼学習型】

【仕事が忙しい、子供の面倒を見れない
そんなお悩みを解決します！】

そんな言葉が書かれている。

「フロイド・リーチ」

フロイド「確かに、6年前」

悲しそうに目を伏せる。
どうやら、あの昔話を嫌っていたのはAが犠牲になったかららしい。

「6年前...そいつは10歳だ」

エース「ってことは、俺らと同い年」

フロイド「えぇー？
でも、エレメンタリースクールの時同じクラスじゃなかったぁ？」

アズール「ふんっ、彼女は僕の妹なので完璧なんです。」

ジェイド「おや、アズールは_____」

アズール「黙りなさいジェイド！！」

顔を真っ赤にする。
茹でダコに酷似していた。

「ユニーク魔法は【ヒトを壊せ】。

対象の条件は人間であること、または感情を持っていること。
相手の負の記憶を取っ払う」

だからこそ、彼女は人間らしい。