【ツイステ】なにも、要りません。２ (ページ21)

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【大会】ページ21

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マジカルシフト大会当日。
私は髪型を整えていた。

女の子はこういう時、可愛く髪を結んで頑張るのでしょう？

『...編み込みなんて初めて』

化粧室の鏡で髪をフリフリと揺らす。

いつもは降ろしていたから。
ちょっと体感重量が少なくなりました。

クルー「Good girl！
似合っているぞ、仔犬」

『私は犬型ではありません。
ですが...ありがとうございます』

クルー「編み込みか」

『ええ。
インターネットを通してやり方を自己プログラムしました』

クルー「ふむ。
それじゃあ会場に行くぞ」

そういって立ち上がった途端、職員室の窓に砂埃が当たる。

『...砂？』

この近くに、砂はない。
スカラビア寮は鏡からだ。

砂、すな...

“王者の咆哮”

『クルーウェル先生！！
私先に行きますから！』

移動魔法で会場へ転送する。
なんで、なんでこんなことに。

会場につくと、客席にいた。

慌てて客席から下を見下ろすと、みんながいた。

サバナクローの人達。
もちろんそこにはレオナ様も居る。

どうして...。

『っ、クロウリー様、5m離れましょう』

飛び降りて、彼の腕を引く。
奥に立つレオナ様と目が合った。

【A......】