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14話 ページ15

刑事「ご協力、ありがとうございました」
「いえ、当たり前のことをしたまでです」

スーパー強盗事件の翌日の放課後、私は警視庁に来ていた。自分が通報者である事と、一応被害者である事から、事情聴取受けることになった
まあ、事情聴取と言っても強盗犯たちの言い分と他の目撃者、被害者の証言に間違いがないか照らし合わせるだけだったが

(この後、どうしようかな。まさか、こんなに早く終わるとは思ってなかった。こんな事なら、蘭ちゃんたちの誘いを断らなきゃ良かった)

実は今朝、学校に行った時にまたお茶しないかと誘われていた。しかし、先程の事情聴取があるからという事で断ったのだ

(暇を潰すところも知らないしなー…。仕方ない、ここは大人しく家に帰って…)
コ「あれ、治祈兄ちゃん?」
「おや、コナン君じゃないか」

大人しく家に帰ろうした瞬間からこれだ!!
もう女優になれるんじゃないかと思うくらい、すっごいにこやかな笑みを浮かべてコナンに挨拶する

コ「警視庁の前(こんな所)で何してるの?」
「事情聴取受けてたんだよ。もう終わったけどね」
コ「事情聴取?何かしたの?」
「加害者ではないよ!ほら、この前スーパーで強盗事件があったじゃん?あそこに俺もいてさ。その事情聴取」

本当のことだからね
コナンのことなら、変な勘違いをしそうで怖い。しかも、相澤先生と安室さんが知り合いらしいから、そっち側の誤解も生まれそうだから本当のことを言っておかないと

コ「ふーん」
「コナン君は?どうしてここに?」
コ「えっ、えーと…散歩!」

…はっはーん。さては、学校からついて来てたな
蘭ちゃんたちと遊びに行くかと思いきや、警視庁に入ってったから焦ってたってところか?

「そうなんだ」
コ「う、うん!あ、そうだ!治祈兄ちゃんに頼みたいことがあるんだけど」
「頼みたいこと?」
コ「今日、ご飯食べさせてくれない?」
「…うぇい?」

あまりの突然ことに、思わず上鳴化してしまった

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作者名:上衣 | 作成日時:2018年11月21日 13時

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