すとぷり短編集2！！

アイシテル---さとみ ページ26

『んんっ……さとみくん、起きて…』

外から聞こえる小鳥の鳴き声で起きてしまった。


いつもならさとみくんがキスして起こしてくれるの。


「……おはよう。今日は先に起きちゃったのね、」

『うん…』


するとさとみくんは私の後頭部に手を持っていった

「…ﾁｭｯ おはよ♪」

『えへへ///』


「ん。朝ご飯作ってくるから待っててね。」

そう私の頭を撫でて、部屋を出て行った




辺りを見回して見ると、シーンと静まり帰っている

汚れてデコボコになってる壁

グッシャグシャになってるベッド


『ｶﾁｬｯ』

唯一聞こえるのは私の手についている手錠の音


これはぜーんぶあの気まぐれ猫さんの仕業。



「A〜」


『あ！さとみくん…！！』

「はい、和食にしてみたよ、」


『いただきまーす…ｶﾁｬｶﾁｬ
　あはw食べれないや、』


手錠がじゃまして食べれないよ


「もぅ、しょうがないなぁ(笑)……ﾊﾟｸｯ


　 ﾁｭ」


毎日、食事はこれ。

さとみくんの口移しで食べ物をもらっているの



『んっ……//美味しぃな♪』


「ふふっ可愛い///」
ーーー

「ｷﾞｭ〜// 可愛い…♥A」

『えへ///さとみくんだってかっこいいよ…//』

ベッドの上でイチャイチャタイムが始まる

1人の時間なんて無いのと同率的に近い

でもこうしてダイスキな人と一緒にいられるのってシアワセだな


『はぁ…今ごろ、ころちゃんどうしてるのかな…』


でもダイスキな人じゃなくなる時もある



「…は？なんでころんなんだよ。俺だろ？」

ころんとは、元カレで、正式にはさとみくんに奪われちゃった感じ


「俺じゃぁ足りないか…？何が俺には足りないの？」

『ご、ごめっ…』

「まだ俺の事、好きじゃ無いの？」

『いや、そうじゃなぃ…』


「まだしつけ足りないんじゃん。



ﾄﾞｻｯ」


『ひゃっ//……ごめっ…ごめんなさい…ごめんなさい…』




「謝る必要なんかないよ、俺で染まってくれれば良いからさ、ﾁｭｯ」







『んんっ…！やだ……ぃやｯ…やm((んん…』







「俺だけ見てればいいんだよ。」










『怖い…怖いよさとみくん…ｸﾞｽｯ』









「うるせぇ、俺の好きが理解できるまでっ悪い子には教えるから。」


『好き…大好きだからっ…！！』



「そうそう。それでいいの。」



『さとみくんしかいないの…っ！ｸﾞｽｯ』







「へへっ///ﾁｭ」




『エヘ///』


「愛してるよ。」





『私も…アイシテル…♥』

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