すとぷり短編集2！！

教育実習---ころん ページ20

「えー今日から、教育実習で、水上ころんさんが今日から1ヶ月間この学校で少し授業をしてくれます」



その恋は突然で。






『水上先生こんにちは』

「こんにちはー(*´∇｀*)」




桜の花びらのようにあっけなく散ると思っていた。


ーーー
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

放課後になるチャイムがあって、全校生徒が校門から出ていく。


「さよーならー(*´∇｀*)
あ、明日もゲームの話しよね！！
バイバーイ」

水上先生が1人1人に挨拶をしていく



『さ、さようなら』

「Aちゃんさようならﾆﾋｯ」

その笑顔に私は見惚れてしまって、


「Aどしたのー？もしかしてころん先生？w」
『ち、違うよ///』


恋をしてしまった。


でも、


相手は先生。私は生徒。
そもそも社会が許してくれないだろう



「WWWWだよね！そのゲームめっちゃ楽しい！」

「水上先生こっち手伝ってー」

「あ！今行きます！」


他の人としゃべっている時も、仕事をしている時も、

全部全部がかっこよく見えてしまう



ーー最終日ーー

『はぁ…』


大きなため息をつく。

私の儚くて綺麗な恋は終わってしまうのかな。

これから私は寂しい思いをして生きていかないといけないの？


「ころん先生！！インスタの教えてください！！」

「あーごめんね？僕やってないんだ…」


みんないいなーー。

声をかけることが出来て


「Aそんなに好きなら告っちゃえば良いんじゃないの？」

『無理！！私にそんなこと…』

「ほら！行くよ！」


無理矢理友達につれていかれ、


「ほら、言っちゃいな！」

『ねぇ…もぅ、、』

「、、、？」

まぁ、当たって砕けろって言うし？

『会った時からす、好きでした！なので、、このハンカチでも、、受け取ってください！！…』


私は持っていた水色のまだ未使用のハンカチを渡した。


「ありがとう//！僕も一緒に生活できて楽しかったよ！！」


まぁこれもみんなに言ってるのかな、、
ーーー

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ


ある日家のチャイムがなった。


そこにいたのは

「こんにちは(*´∇｀*)」

水上先生。


『え？！な、なんで？！ここに？！』

「プレゼントくれたのAちゃんだけで、源先生に住所を聞いてお返しに来たよ！」


水上先生は、黒いスーツを来ていて、胸ポケには祝花がついていた。

新任で、1年生の担任になったんだって。


「もうすぐ忙しくなるだろうし、気持ちだけだけど、、




ﾁｭｯ」


それから桜のつぼみが咲いたかはあなた次第。

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