すとぷり短編集2！！

アンチ---さとみ ページ17

私はさとみくんの彼女なんだけど、

この前、公式で発表したの。

＜めっちゃ可愛い♥
＜推せる
＜さとみくんをよろしく！！

こういう良いコメントとかツイートがたくさんあったんだけど、やっぱり急な発表だったから

＜なにこの女
＜さとみくんに釣りあわなw
＜ふざけんな。ウザいし消えろ
＜がっかりだわ…w

とかの私への悪口のほうが多かった。


最近はDMもたくさん届くようになって、

＜さとみくんに近づかないでください。ウザいです。

＜私のほうが努力してさとみくんに近くなろうとしてたのになんで取るんですか


ちょっと嫌になってきた。

『な、んで…ｸﾞｽｯ』

私はただのさとみくんの彼女なだけなのにこんなに嫌な思いしなきゃいけないの？


さとみ「どうした？何かあった？」


さとみくんだ。

なぜかさとみくんまで嫌になってくる


『来ないで！』

思わず大きな声が出てさとみくんもビックリしてる


すると、

ﾋﾟｺﾝｯ

またDMが来た

＜ウザいです。消えてください＞


もうやだ…

『やめて！ ｶﾞｯ』

おもいっきりスマホを投げてしまって、大きなひびが入った


さとみ「A…落ち着け」

そう言われたが今はそれどころじゃない。

吐き気がしたりする。

『うっ…』

すると急にさとみくんに抱き締められた。

さとみ「ｷﾞｭ 落ち着け。そんなメッセージなんか見んな。ごめんな。隠しておけば良かったかもな…」


『うぅ…辛いよ…』

さとみ「ごめんな。でも、Aを傷つける奴は絶対に許さないし、ずっと側にいるから安心しろ。な？今度なーくん達にも言うから、」

初めてさとみくんにこんなこと言われた。

その言葉に涙が溢れて止まらなくてさとみくんの肩をかりてずっと泣いた。

『ありがとう。』

ーーー
後日、こんなツイートが出ていて、

「彼女を傷つけた奴は一生許さないので把握よろです！」

これで私とリスナーへの愛が伝わって来た気がする


ありがとうさとみくん！

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