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#9 ページ9
あれから数日が経ち、少しずつイケメン君について分かってきた
趣味はゲーム
アプリを始めたきっかけは単に友達が欲しかったから
たまに出る関西弁が気になって聞いてみると、昔は転勤族だったそうで1番長く住んでいた大阪の方言が染み付いてしまったかららしい
詳しく聞くとなんとお父さんがパイロットをしているから転勤が多かった、というこれまた少女漫画を読んでるのかと思うほどのキラキラ返答に驚かされた
そして何度もメッセージのやり取りを交わし、いよいよまちにまった今度ご飯でもどうですか？というお誘い
そんなの答えは１つだ
(はい！ぜひお願いします！)
文面だけだけど悪い人では無さそうな気がした
「はぁ〜楽しみだな〜」
この日は次の日に遠足を控えた小学生のように浮かれきって眠れなかった
そしてついに戦いが始まろうとしていた
彼と会う日の朝がやってきた
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作者名：来夢（ライム） | 作成日時：2021年10月8日 19時
