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#18 ページ18
「そっか、それは辛かったね」
私の予想はどれも外れた
笑うでも呆れるでもなくずっと真剣に話を聞いてくれた
「なんか私嬉しかったんだ、恋してるA見るの
入りこそ顔からだったけど、凄い楽しそうにやり取りしてそうだったし何より...A可愛かったよ」
そっか、私やっぱり楽しそうだったんだ
実際とても楽しかった
好きな人を見つけられてその人のためにおしゃれして、久々のこの感覚にちょっと調子に乗っていたのかもしれない
「男の人ってこんなものなのかな」
「まあ、基本男はバカな生き物よ、私も彼氏のことボコボコにしてやろうかって何度思ったかって感じだけど...
愛してくれてるってのを感じられるから一緒にいるんだと思う」
「愛してくれてる...か」
「私はあんたのことを好きで好きでたまんないって人がAの隣にいて欲しい」
凄いなぁ、私今同い年の人からの言葉に泣かされてるや
「こんなクソチャラ男のことなんかさっさと忘れて、またゆっくり探せばいいよ」
「ううぅぅぅぅぅ、ちーちゃん...もう大好き！！」
これが愛だよね、こんな風に愛を持って接してくれる人にいつかほんとに出会えるのかな
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作者名：来夢（ライム） | 作成日時：2021年10月8日 19時
