跳べない君を慈しむ【wrwrd】【BL】

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?? side


見てしまった


いつも笑顔が絶えない彼の深い部分を


知らなかった


昔からの友達なのに


何も


あいつがどれだけ苦しいかったか

辛かったか

大変だったか

どれだけのストレスを抱えていたか



まるで油断しているすきに背後からドスッと鋭利なナイフで刺されるかのような

いや、鋭利な『言葉』のナイフで裂かれたような

あの苦悶の表情









あぁ、なんて綺麗なんだろう


普通のやつならそんなこと考えもしないだろう

俺は違う


所謂『特殊性癖』ってやつ


死まではいかないが精神的に限界を迎えているもしくは迎えそうな奴の表情が

俺は昔から死ぬほど好きだった


正確に言えば今も好きだ


別にコネシマのことが好きな訳では無い


ただ単にコネシマのあの端麗な顔が苦痛で歪むのが大好きなだけ



あの顔こそ俺が求めた最高品


ほんと、あの顔のままホルマリン漬けにして飾っておきたいよ




幼い頃はそんなことが思い浮かぶ自分が怖くて仕方がなかった


当たり前だよなぁ

狂ってるんだもん



でも、小5くらいで気づいた



これが俺にとっての普通


ってことに



だから両親だって拷 問してから殺 したし


妹だって精神的に病ませてから

トドメの言葉をぶっ刺して

絶望に染まったその顔のまま

それこそホルマリン漬けにした


まぁ、妹のは途中で冷めて捨てたけど





今1番欲しいのはコネシマ



の歪んだ顔



できることなら今この場で首を 絞 めて

苦しませて……









ﾌﾌｯ考えるだけで気分が昂ってきた





rbr「おーいシャオロン！もう帰るぞー！！」









sha「あっれれ〜？どこにおるんやろなぁ？」

rbr「やかましいねん！！はよ帰るぞ」

sha「はいはい2回も言わんと分かっとるよ」

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