彼女を独り占めしたい。【三途春千代】 (ページ3)

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¨ 誰か ¨ ページ3

【 Aside 】

車での三途さん、なんか変だったな…。

本人は考え事っていってたけど…
いつもとは違った気が…

…いや、今は仕事に集中しなきゃ…

三途さんの足を引っ張んないようにしなきゃ。

…なんか、変な気持ちだな…。

ーー

【春千代side 】

目的地に着き、俺とAは車を降り、¨裏切り者¨がいると言う場所へ向かった。

扉前に着くと、俺は銃を構え扉を蹴破った。

「ひっ…？！何故ここに春千代さんが？！」

部屋には梵天所属の裏切りが数名居たが、俺(幹部)の到着に肩をビクつかせ驚いていた。

「ﾀﾋね、」

俺が発砲しようとした瞬間、裏切り者の一人が、

「い、今だ…！やれ！」

と叫んだ。

悪足掻きか？と思い、一度下ろした銃を構え、引き金に手を掛けた次の瞬間、急に背後から銃を持った二人が現れた。

まずい、避けられない…。

そう思ったときにはもう遅く、片方が銃を発砲した。

だが、俺に弾が当たることはなかった。

俺に弾が当たらないよう、¨誰か¨が俺を押した。

¨誰が¨はすぐに分かった。

「ｯ…！？A…！？」