出会い ページ1
【 三途side 】
___初めはそんなじゃなかった。
でも、話してるうちに、だんだんと…
_¨彼女は、俺だけのものにしたい、¨
そう、思うようになった…。
ーー
「は、初めまして。柊 Aです!」
最初のAの印象は、ただの…いや、新しい仲間(幹部)の女。そんな感じだった。
Aについての資料をみてみると、どうやら彼女はここ梵天には勧誘されて入ったらしい。
勧誘したのは、同じ幹部である九井だった。理由は知らないが、入っていきなり幹部ということは、マイキーが関係してるのであろう。だが、詮索したところで別に意味はないと思い、考えるのをやめた。
まぁ、きっとそんだけ実力があるんだろう。
一通り目を通したあと、資料を片付けていると、部屋の扉をノックする音が聞こえた。
扉を開けると、そこにはAが居た。
「…なんだ?」
そう問いかけると、彼女は少し怯えながら、
「え、えと…次の仕事が、三途さんとペアで、ということらしくて…」
と答えた。
「…すぐ行く。お前は先下いってろ」
そういうと彼女は「はい…!」と言って去っていった。
彼女は外見は良いが、あんな小柄な女に、本当に実力はあるのだろうか?
そんなことを考えながらも、俺は彼女のいる所まで行き、二人で任務へ向かった。
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作者名:ふぁいあーまる | 作成日時:2022年2月11日 20時