忍者と君｡ ページ43
アンドロイド
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｢お嬢ちゃん、こんな時間に1人で何してるんだい？｣
『特に…なにも……貴方こそこんな時間にどうして？』
｢あぁ、俺は…ちょっと外の空気が吸いたくなってね。家にいるだけじゃ息苦しくってw｣
『そうなんですね……』
沈黙の時間。
夏の虫の鳴き声だけが俺の耳に響く
｢名前、聞いてもいいかい？｣
『名前……ない…貰ってない……』
｢そっ……か…｣
『貴方は？』
｢俺はガッチマン。あだ名だけどそれで読んで欲しいな｣
『変わったあだ名ですねwガッチマンさん、お仕事は？』
｢ゲーム実況…って分かる？｣
『聞いたことはあります…』
｢気になったら見てみてね｣
『見てみます…』
｢そういえば…帰らなくていいの？｣
『………帰る家なんてない……』
｢親御さん、きっと心配してるよ｣
『あんな人達親じゃない……心配するとするなら家事代行がいなくなること……』
彼女は悲しそうに全て打ち明けてくれた
彼女は母親に女又.隷.として扱われているらしい。家事全般をやらされ、当本人にはご飯が与えられない。酷い…酷すぎる……
父親は母親の再婚相手で血は繋がっていないらしい。彼女は父親から性.的.暴.力を受けているのだと話してくれた…
俺は耐えきれなかった……
｢辛かったね…もう…抱え込まなくていいんだよ……｣
『ガッチマンさん……でも私、これからどうすればいいの？』
｢うちにおいで。奥さんも娘もいるけど、きっと許してくれるはずだ……君みたいな子…放っておけないだろう？｣
『でも…私なんかがいると迷惑になっちゃうし…』
｢そんなことないよ！
俺は君に自由になって欲しいんだ…両親の言いなりじゃあ楽しくないだろう？｣
『本当に…ついて言っていいの？』
｢勿論…そうだ！君の名前を考えてあげるよ！｣
『え、、いいの？』
｢あぁ…俺はもう君の父さんも同然だろ？そうだな…………Aなんてどうだい？｣
『A……私の…名前…』
｢気に入った？｣
『うん!!すっごく！』
｢それは良かった…!!｣
『ガッチマンさん…ありがとう……』
｢もうお父さんでいいよ…帰ろっか……｣
『うん…お父さん……』
そう、嬉しそうに笑うAの手を握り俺は家に帰る
彼女の手は酷く…冷めきっていた……
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デトロイトを見ていたら書きたくなりましたw
Aさんは変異体。ガッチさんはそれに気づいていない設定です。
ラッキーカラー
あずきいろ
実況者
ゾム
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swズワイガニ(プロフ) - りんごさん» 読んでくださってありがとうございます！豚さんお好きで良かったです。ご意見どうもありがとうございます!! (2020年5月23日 22時) (
レス) id: 8fcd6c3e7d (このIDを非表示/違反報告)
りんご - いつも楽しく拝読させて頂いています！豚さんがきたぁぁぁぁぁぁああ！可愛い！なに？大天使？好き好き好きすk(殴私は短編集の続きが読んでみたいです！いつも更新お疲れ様です！ (2020年5月23日 21時) (レス) id: ed57538bc3 (このIDを非表示/違反報告)
swズワイガニ - ゆーれんかさん» 読んでくださってありがとうございます！towacoさん作品は初めてなのでお気に召すものになるかは不安ですが頑張ります!! (2020年5月6日 12時) (レス) id: 8fcd6c3e7d (このIDを非表示/違反報告)
ゆーれんか(プロフ) - いつも素敵なお話読ませていただいていただいてます！リクエストでtowacoさんに甘える夢主の話を描いていただけないでしょうか…。これからも更新頑張ってください！ (2020年5月5日 17時) (レス) id: a0de8d250a (このIDを非表示/違反報告)
swズワイガニ - ひなのんさん» 読んでくださってありがとうございます！リクエストありがたいです…!!すぐ書きますね(*^^*) (2020年5月5日 12時) (レス) id: 8fcd6c3e7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：swズワイガニ | 作成日時：2020年4月15日 20時
