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「お前は最近、この子犬ばっかを可愛がっているな」

偉い人に呼び出された

隣にいる君はクゥーンと私を尋ねる

「この人は偉い人だよ」

俺は答える、すると


「その子犬にお前の言葉が

理解出来るわけないだろ

子犬なんだから」

偉い人は言う、確かにそうかも知れない

でもなんだか君には伝わっている気がする


「それでだ、その子犬ばっかを世話して

他の犬の世話はちゃんと出来るのか?」

「出来ないなら」

「ちゃんと他の子も世話します、

なのでこの子と私を離さないで下さい!」

俺は偉い人の言葉を遮り、

そう宣言した


「お前の気持ちは分かった、

しかしその子を愛せば愛すほど苦しむのはお前だぞ」

「分かっています、

あれまでには里親を探して見せます」

私は偉い人の部屋を出た





ここらでAに俺の仕事の話でもしようか

っ→←人



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クルイ - もともと、犬とは言いたくない、家族って言いたいって、差別みたいに感じ、寂しく思っていました。でも、この小説を読み、将来、大人になったら、捨て犬、捨て猫を救って見たいと思いました。ありがとうございます。 (2021年4月17日 22時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
雫石_farfalla(プロフ) - 大学合格おめでとうございます!殺処分の話は聞いたことがありましたが、この話を読んで殺処分の悲しさを痛感しました。捨てられたペットを見る目が変わりました。この話を書いてくださり、ありがとうございました。 (2021年4月9日 2時) (レス) id: 4eae53d9fc (このIDを非表示/違反報告)
イレイザー - このような作品が多くの人の目に触れる事を祈っています。 (2021年4月8日 21時) (レス) id: 835185f078 (このIDを非表示/違反報告)
イレイザー - 大学合格おめでとうございます。この作品を読んで思わず涙が出ました。里家を探しています!そのチラシは何度も見た事がありました。その度自分には関係無い飼える人が飼えばいいと思っていました。でも、あの時私が守れる命があったのでは、と後悔で一杯です。 (2021年4月8日 21時) (レス) id: 835185f078 (このIDを非表示/違反報告)
玄米 - 大学合格おめでとうございます。このような作品を作ってくれてありがとうございます。殺処分があることは知っていましたが物語にすると本当に残酷だなと思います。動物が大好きなので殺処分0になって欲しいです。ありがとうございました! (2021年4月8日 20時) (レス) id: 526f1363d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:自己紹介審査員。 | 作成日時:2017年3月20日 21時

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