年下だって【鬼道有人】【イナズマイレブン】 (ページ3)

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3話ページ3

無事職員室に着いた私は担任の先生と一緒に教室に向かっていた。初めての場所、知らない人達がたくさんいるので体が少しぎこちなくなっていた。
教室に着き、先生の合図で入ると、皆驚いた様な目で私を見ていた。

先生「今日から転入してきた柏木Aだ。皆、仲良くするように！」

「は、初めまして、柏木Aです！これからよろしくお願いします！」

勢いよくペコッと一礼をしてそっと直ると皆は笑顔でよろしくー！などと挨拶をした。

・・・

放課後。私は早速楽しみにしていたサッカー部を見に行った。

「えっと、グラウンドは…あれかな？」

そのグラウンドを見てみると、サッカーボールを蹴っている男子や、走っている男子がいたので間違いなく正解だと確信した。早速そのグラウンドに近づき見ていると、とある1人の男子におーい！と声をかけられた。

「えっ…私ですか？」

？「そうそう、君！サッカー部に見学しに来たのか？」

「あ、はい！サッカーに興味があるので！」

？「そっか！ならそこにあるベンチに座って見学していってくれ！」

ベンチに案内された私はちょこんと端っこの所に座った。しばらく見学していると、先ほど会った鬼道先輩の姿が見えた。

そういえばあの人、朝サッカーやってたな…。サッカー部入ってたんだ。

鬼道先輩の走っている所、指示をしている所を見て、きらきらと輝いている様に見えてきて、少しかっこいいと思ってしまった。

そしていつの間にか鬼道先輩と目が合ってしまったので少し顔を逸らした。