めし9個。 ページ10
〔サイゼ。〕
・
…サイゼに来たはいいがどうする。
私がいつも通り注文するとまず大食いがばれ、
支払い金額がサイゼとは思えない金額になる。
アマネ「Aさん遠慮しんと好きなの頼んでいいしな!」
そういって彼女は私にメニュー表を渡した。
というか、この子部活は大丈夫なのだろうか。
・
私はメニュー表を見ながら天音さんに質問した。
『そういえば天音さんって下の名前なんて言うん?』
お互い苗字呼びで、お互い下の名前を覚えていなかったのだ。
アマネ「
また天音さ…真子の圧に負けて頷いてしまった。
・
『あ、私はA。好きに呼んでええよ。』
そういうと、真子は目を輝かせて
A!めっちゃいい名前!!
と言ってきた。
私はここで真子の雰囲気が治にそっくりなことに気づいた。
目を輝かせたりする仕草やオーラがそっくりだった。
・・
『あま…真子はなんか食べへんの?』
私は一通りメニューに目を通してから聞いた。
アマネ「別に腹減ってないから大丈夫!」
ここでいつもどおり注文するかしないかで
さっきから迷いに迷っている。
ふと、前治に言われた言葉を思い出した。
・
「好きな物いっぱい食べて何が悪いねん。
バカにするやつおったら俺が締めたるわ。
俺はめしを美味そうにいっぱい食う女好きやねんけど。」
・
『真子、割り勘しよな。』
そう言って私は注文ボタンを押した。
・・
天音真子−
今、目の前に机いっぱいに置かれた料理を
すごいスピードで、そして綺麗に
美味しそうに頬張るAが居る。
正直店員さんに注文する時の量を聞いて耳を疑った。
こんな私よりも体が小さい子が1人でこんなに食べるとは思わなかった。
でも、すごく美味しそうに幸せそうに食べるAは可愛いと思った。
アマネ「Aって大食いやったんやね…!意外すぎた…。」
『よふひわれる(よく言われる)』
口を抑えて食べながら返事をするA。
お会計割り勘しよなって言われた時は
大丈夫やで!?
とは言ったがこれは割り勘してもらおう。私のお財布じゃ足りない…。
・
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アホアホ - いつも、楽しみに拝見させて頂いております。夢小説を書いている人で1番好きでいつも応援させてもらっています。これからも応援します。 (2021年1月30日 11時) (レス) id: 406eddafff (このIDを非表示/違反報告)
納豆巻子(プロフ) - 完結おめでとうございます!サムと夢主ちゃんがすごく可愛くて癒しになりました(*´∀`*)次回作も見ますね! (2021年1月24日 11時) (レス) id: c9ba209118 (このIDを非表示/違反報告)
咲彩(プロフ) - あぁ、尊い………!二人でアイス買いに行ったとこがめっちゃ好きです!アイスで機嫌直しちゃう夢主ちゃん可愛いし、夢主ちゃんの頭ナデナデするサムも可愛い………!! これからも更新楽しみにしてます!! (2021年1月17日 12時) (レス) id: 5e5760af31 (このIDを非表示/違反報告)
無気力なおバカ - やばっ 2人とも無自覚なの やばっ めっちゃ好みのお話です!更新これからも頑張って下さい! (2021年1月13日 18時) (レス) id: 9900cccf42 (このIDを非表示/違反報告)
みんと。(プロフ) - 納豆巻ちゃんデシさん» 見ていただきありがとうございます!頑張らせていただきます! (2021年1月10日 2時) (レス) id: 63c12d22c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんと。 | 作成日時:2021年1月4日 19時