めし19個。 ページ20
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案の定次の日は筋肉痛だった。
帰宅部に運動させるな。
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その日は暇だったのでずっと家にこもっていた。
何かしようとぼーっと考えていると
ふと、いいことを思いついた。
急いでスマホを取り出してある人のトーク画面を開いた。
・・
−治−
ボールの音が響く体育館。
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昨日ここでAたちとバレーもどきをやっていたとは思えないくらいのスパルタ。
休憩が入ってスマホをチラっと見ると誰からか連絡が入っていた。
そこには"A"の文字があった。
・・
A今部活中やんなー?
A部活終わったらちょっと私の家来てや!してもらいたいことあるねん
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と、連絡が入っていたので返信しといた。
治今日終わんの5時過ぎやで?
Aええよー。今日親おらんからなんなら夕飯作るで!美味いかは知らんけど。
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晩飯奢って貰えるんやったら行こうと思ったので
『じゃあ行くわ。』
と、軽く返信しておいた。
・・
部活終わり−
「ツム。今日は家帰んの遅いし、晩飯いらんから母さんに言っといて。」
着替え中、隣にいるツムに話しかけた。
アツム「ん。…サム…お前1人で寿司でも行くん…?」
そう哀れみの目で問いかけてくるツムに背を向け荷物をまとめている。
「いや、Aに家来いって呼ばれたし。あと晩飯奢ってもらえるらしい。」
アツム/スナ「「は?お前らいつ付き合っ/てん/たの」」
どこからか話を聞いていたのか角名も話に入ってきた。
「は?付き合ってないねんけど。」
カバンから出した持参のおにぎりを頬張りながら答えた。
スナ「いや…は!?異性の家に2人っきりって…あ、親いるか。」
「いや、おらんらしい。」
スナ「ねえコイツら怖いんだけど。」
そう言いながら銀のほうに行った角名。
アツム「サム。俺より先に童貞卒業だけはさせんからな。」
そう言いながら俺を睨むツム。
「なんでそんな話しなんねん。別にAの事そういう目で見てないし。」
そういうと、ツムは顔をすごいしかめた。
アツム「あああ!!お前らほんまになんやねん!?鈍感にも程があるやろ!!少女漫画かよ?!!」
「何言うてんねん。」
そう言ってまた1口おにぎりを食べた。
何故かその時は凄く嬉しさを感じていた。
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アホアホ - いつも、楽しみに拝見させて頂いております。夢小説を書いている人で1番好きでいつも応援させてもらっています。これからも応援します。 (2021年1月30日 11時) (レス) id: 406eddafff (このIDを非表示/違反報告)
納豆巻子(プロフ) - 完結おめでとうございます!サムと夢主ちゃんがすごく可愛くて癒しになりました(*´∀`*)次回作も見ますね! (2021年1月24日 11時) (レス) id: c9ba209118 (このIDを非表示/違反報告)
咲彩(プロフ) - あぁ、尊い………!二人でアイス買いに行ったとこがめっちゃ好きです!アイスで機嫌直しちゃう夢主ちゃん可愛いし、夢主ちゃんの頭ナデナデするサムも可愛い………!! これからも更新楽しみにしてます!! (2021年1月17日 12時) (レス) id: 5e5760af31 (このIDを非表示/違反報告)
無気力なおバカ - やばっ 2人とも無自覚なの やばっ めっちゃ好みのお話です!更新これからも頑張って下さい! (2021年1月13日 18時) (レス) id: 9900cccf42 (このIDを非表示/違反報告)
みんと。(プロフ) - 納豆巻ちゃんデシさん» 見ていただきありがとうございます!頑張らせていただきます! (2021年1月10日 2時) (レス) id: 63c12d22c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんと。 | 作成日時:2021年1月4日 19時