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▽ 授業 ページ4

.









国木田「授業を始める」



太宰「国木田先生〜」









突然、隣に座っている治が

手を挙げる。









国木田「何だ太宰。また飛び降りて良いか等

聞くんじゃ無いだろうな」





太宰「教科書忘れたんで、隣に見せてもらって良いですか?」






国木田「……はぁ、仕方無い。


如月、見せてやれ」





『あっ、はい!』









治は私と机をくっつけて、


教科書を見せる。




治は笑顔で"有難う"と言った。






























いつもなら、真剣に授業を聞いて、

ノートに書いている。





……が、









太宰「…」(ジーッ



『あ、の……』









先刻から治の視線が邪魔で、

集中出来なかった。








『私見てないでさ…

ちゃんと授業を……』






太宰「聞かなくても分かるもの」







そうだ、治は頭良かったんだ……


私は気にしないように、

先生の話を聞く。







すると、





『ひゃ……ッ』






声が出てしまって、急いで口を押さえた。



治の手が太ももに触れていたのだ。


治はニコニコ微笑みながら、

触れ続けている。








『み、皆居るんだよ……?』






太宰「Aが声を出さなければ大丈夫」









私の席は窓側の一番後ろの席。


後ろで良かった……!!






私は治の手を掴む。







『駄目だって…』




太宰「…ふぅん」








すると治は、

私の手を握り、唇を重ねた。






椅子がガタッと音を立て、

皆一斉に此方を振り向く。






治は深く接吻して、

離す気配など無かった。








国木田「太宰ィィ!! 授業中だ!!

そー云う事は他所でやれ!!」






太宰「じゃあ、授業抜け出しまーす」







今度は腕を引っ張られて、

教室を出る。




国木田先生が怒鳴っていたが、

治は気にせずに空き教室へと行った。






そして、私は机に押し倒された。






『ぁ、おさ……ッ』



太宰「もう無理、我慢出来ない」







そう言いながら治は


自分のネクタイを緩めた ─────。









.

▽ 優しい彼→←▽ 行くときは



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光牙(プロフ) - それだったんですね。教えて下さり有難うございました(*^_^*) (2018年12月16日 6時) (レス) id: bfcb6bfd1c (このIDを非表示/違反報告)
りーさん(プロフ) - 作者様が書いたものがみんな大好きです!だから作者様の好きなものを書いてください!応援してます! (2018年12月15日 23時) (レス) id: 526268a666 (このIDを非表示/違反報告)
* 双 つ の 黒* - 光牙さん» 初めまして! 私の作品を見ていただきありがとうございます!!m(*_ _)m44ページの駄作者からのページの作品名の下の□の横に書いてあるものがパスワードとなります。分かりにくくてすみません汗 (2018年12月15日 17時) (レス) id: b0e0232af9 (このIDを非表示/違反報告)
光牙(プロフ) - 双つの黒さんの作品大好きで占ツク始めた頃からみてます!パスワード作品の方も前から見ていたのですが、パスワードを教えて頂く事は可能でしょうか? (2018年12月15日 16時) (レス) id: bfcb6bfd1c (このIDを非表示/違反報告)
凛緒(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます!パスワードが掛かってる作品を読みたいのですがパスワードの方教えて頂きたいです! (2018年11月4日 17時) (レス) id: 49089506da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:* 双 つ の 黒 * | 作成日時:2018年4月29日 6時

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