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▽ 彼が居るから 3 ページ22

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教室に戻ると、

其処には誰も居なくて。







皆 部活に行ってるのか…







治の鞄がまだ机の上に有り、

私は治を待つ事にした。








……本当に、

誰が手紙を書いているのだろう…







そう思いながら手紙を見つめていると、


教室のドアが開いた。







私は手紙を隠した。








其処には────、









「あれ、Aちゃん?」




『斎藤くん!』








同じクラスの斎藤くんが居た。


斎藤くんはどうやら忘れ物を取りに来たみたいで。








斎藤「太宰待ってるんだ?」



『そう!』



斎藤「…ふぅん。


ところで、さ



屋上で中原と何してたの?」







『えっとね、相談、を───』








あれ、おかしいな


何で斎藤くんが知っているのだろう。





誰にもバレる筈無いのに。







すると斎藤くんは教室の鍵を閉めた。


そして、私に近づく彼。








怖くなって、私は逃げた。


でも、簡単に捕まって、

机の上に押し倒された。









斎藤「何の相談をしてたの?

若しかして手紙の事??」





『さ、斎藤くん…真逆……』





斎藤「そう、僕が君に手紙を書いていたんだ」








ニヤッと笑う彼にゾクッとする。


逃げなきゃ、逃げなきゃいけないのに……ッ








身体が動かない









斎藤「僕は地味で女の子からいじめられてて、

だけどAちゃんは僕の事庇ってくれた。


君だけなんだ、僕を庇ってくれたのは!!


…なのに、君は太宰と付き合っていた。


何で…何で何で何でっ!?」






『ゃ…っ、離して…!!』







斎藤「僕の事しか考えられないようにしてあげるよ…」









そう言い、斎藤くんに服を脱がされる。


嫌、こんな奴に抱かれたくない……!!





『おさ…ッ治……!!』








「A!!!!」









.

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光牙(プロフ) - それだったんですね。教えて下さり有難うございました(*^_^*) (2018年12月16日 6時) (レス) id: bfcb6bfd1c (このIDを非表示/違反報告)
りーさん(プロフ) - 作者様が書いたものがみんな大好きです!だから作者様の好きなものを書いてください!応援してます! (2018年12月15日 23時) (レス) id: 526268a666 (このIDを非表示/違反報告)
* 双 つ の 黒* - 光牙さん» 初めまして! 私の作品を見ていただきありがとうございます!!m(*_ _)m44ページの駄作者からのページの作品名の下の□の横に書いてあるものがパスワードとなります。分かりにくくてすみません汗 (2018年12月15日 17時) (レス) id: b0e0232af9 (このIDを非表示/違反報告)
光牙(プロフ) - 双つの黒さんの作品大好きで占ツク始めた頃からみてます!パスワード作品の方も前から見ていたのですが、パスワードを教えて頂く事は可能でしょうか? (2018年12月15日 16時) (レス) id: bfcb6bfd1c (このIDを非表示/違反報告)
凛緒(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます!パスワードが掛かってる作品を読みたいのですがパスワードの方教えて頂きたいです! (2018年11月4日 17時) (レス) id: 49089506da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:* 双 つ の 黒 * | 作成日時:2018年4月29日 6時

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