＊ 激 甘 な 日 々 ＊ 【 太 宰 治 】

▽ 朝 ページ1

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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ







　目覚まし時計 が 鳴り響き、

　手 で 止める。





＿＿＿＿ もう朝か…








『治、起きて』







隣で寝ている治を起こす。


治は起きる気配が無い。








……仕方無い、

朝食作ってから又起こしに来るか…









怠い身体を起こして、

布団から出ようとすると、









『ゎ！』









急に腕を引っ張られて、

又布団に戻される。







目をﾊﾟﾁｸﾘしてると、

先刻まで寝ていた治が起きていた。









太宰「おはよ、A」





『お、おはよ……

起きてたなら言ってよ…！』






太宰「ふふ」









治は私を抱き締めて、

居心地良さそうに笑う。




少 し 顔 が 熱 く な る 。









『私、朝食を…』




太宰「そんなの後で良いよ。

先ず、着替えないかい？」





『別に良いけど…』









治は私から手を離すと、


お互い布団から出る。









そして、服を持って部屋から出ようとすると、



治に腕を掴まれた。









『……え？』





太宰「"え？"じゃないよ。

何処行くんだい？」





『何処って……着替えるんでしょ？

なら────』








太宰「此処で、着替えれば良いじゃあないか」









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▽ 朝 ２→

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