物語十参 ページ16
「ねえ...さっきの話はいったいどういうことだったの?」
本部の建物に用意された四人のための部屋。
そこに案内されてから、A以外の三人は何も話そうとしない。
真琴はずっと窓の外を見たままだし、紋華姉様は俯いたまま、大貴はずっと、そこらを行ったり来たりと考え事をしている。
Aはその状態にしびれをきらしていた。
紋華「大貴....」
大貴「.....Aにも、そろそろ話す必要があるな。あの時のことを」
「あの時....?」
大貴の話に口を開こうとしたとき、真琴によってその話は遮られた。
真琴「話さなくていいよ」
紋華「真琴」
真琴「知る必要なんてない。こんな世界....俺が壊してやる」
大貴「おい、真琴」
大貴が厳しい口調で、真琴を呼ぶが聞く耳を持とうとしない。
真琴「アイツらは何もわかってない!俺たちの思いも、そして守護神の本当の力もね!」
「ま、真琴?」
そこにいつもの優しいいつもの笑みを浮かべる真琴はいなかった。
そこにいたのは、憎しみに顔を歪めた真琴が立っていた。
Aは、状況がさっぱりでどうしていいのかわからない。
大貴「真琴、お前の言いたいことはわかる。だが、一度落ち着いてくれ。Aには知る権利がある」
大貴が諭すように言った。真琴は少し心が落ち着いてきたのか、先ほどのように声を荒げず大貴の言葉に従った。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なつなつ - 星夜♪さん» 続き気になります!(*´∇`*) (2013年10月21日 14時) (レス) id: fec187264e (このIDを非表示/違反報告)
星夜♪(プロフ) - なつなつさん» ありがとうございます!すっごい嬉しいです(*≧∀≦*)更新頑張ります (2013年9月29日 11時) (レス) id: 92921d297f (このIDを非表示/違反報告)
なつなつ - 星夜♪さん» 面白いてす!私こういうストーリー好きなので早く続きが気になります!更新頑張ってください!q(^-^q)(ファイトォ! (2013年9月26日 20時) (レス) id: fec187264e (このIDを非表示/違反報告)
星夜♪(プロフ) - 雪月さん» ありがとうございます!返信遅れてすみませんm(__)m頑張って更新します♪ (2013年9月23日 15時) (レス) id: 92921d297f (このIDを非表示/違反報告)
雪月(プロフ) - 面白いですね! 頑張って下さい! 楽しみにしてます! (2013年8月28日 14時) (レス) id: c891fd094d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:星夜♪ | 作成日時:2013年8月17日 21時