運命の鎖と外れない枷 【オリジナル】

物語捌 ページ11

紋華「いらっしゃい、A！」

「紋華姉様！」

紋華「もぅ！可愛い！！」

紋華はそう言ってAに抱きついた

「きゃ。。。もーいきなりびっくりするよ」

紋華「だってAが可愛いんですもの。あ、座って座って！」

「うん！」

紋華はAに激甘だ

その理由は可愛いものが好きだから

紋華「これ、Aが前に食べたいって言ってた東洋のお菓子よ」

「うわー！紋華姉様ありがとう！」

紋華「いいのよ。さ、食べましょう」

「うん」

Aは嬉しそうにお菓子を一口食べた

「美味しい！」

目をキラキラと輝かせた

その姿を見て紋華は満足そうな顔をする





時間はあっという間に過ぎて、そろそろ帰らなくてはと

帰る支度をはじめた

その時、唐突にAが口を開いた

「紋華姉様は外の世界に出たいと思う？」

紋華「どういう意味かしら？」

「そのまんまの意味だよ」

紋華「そう。私は、あんまり考えたことはないわ。考えても、どうせ閉じ込められたままだから」

「そっか。。。」

紋華「どうかしたの？」

Aは首を横に降る

「じゃぁね、紋華姉様」

紋華「えぇ、また遊びにいらしてね」

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