アイスレモンティー ページ7
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「ごめんな、ボタン。あげたい子がおるねん」
最初から、分かってた。
先輩が誰を見てたかなんて
ずっとずっと知ってた。
それでも、私は。
私が入学した時にそれはそれは有名な人がいた。
「アイドル」がいると。
なっちゃんと興味本位で覗いた三年生の教室。
あ、あれだ。
誰に聞いた訳でもない。顔を知ってた訳でもない。それでも、私の目は確かに先輩を捉えて、
きらきらの瞳に真っ黒い髪。きら、と光る白い歯。
人形みたい、に端麗な顔立ち。
周りの女の子たちがきゃっきゃっ騒ぐ理由は何となくだけど理解できた。
でも、そんなの隣町の小瀧君って子の方がかっこいいのにな。
友達と談笑している彼の頰が不意にひゅ、と窪んだ
かわいい。
第一印象は、こんなだった。
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Luna.(プロフ) - くろみつきなこさん» はい!じゃんじゃん覗きに行きますね!:-) (2017年3月25日 18時) (レス) id: 47b3f54f43 (このIDを非表示/違反報告)
くろみつきなこ(プロフ) - Luna.さん» わわわ、とても素敵な言葉ばかりありがとうございます!れもんちゃんは私も書いていてなんて可愛い、と(笑)これからも頑張りますのでよかったらまた覗きにきてみてください(^.^)! (2017年3月24日 16時) (レス) id: 36c380331f (このIDを非表示/違反報告)
Luna.(プロフ) - とっても大好きです!ほろ苦さに胸がキュッと切なくて、でもマシュマロみたいに甘く溶かされて今度はトキメキで胸が苦しくて、、、「れもんちゃん」もきっと幸せになって欲しいです。これからも頑張ってください!!! (2017年3月23日 22時) (レス) id: 47b3f54f43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くろみつきなこ | 作成日時:2017年3月18日 11時