“幼なじみ”に愛されてる件！！ 2

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「お待たせしました〜」



十数分後、店員さんがかき氷を運んできた。
予想してたのより全然大きい…！！美味しそぉ！！



「いただきまーす！」



私は早速スプーンで掬って食べた。



「ん〜、おいひい〜♪」



氷に栗のソースが絡みあって、甘さが引き立ってて美味しい！これはスプーンが進むだろう！



「ふふっ、Aちゃん美味しそうに食べるね」



「だって美味しいんだもん！智輝は〜ラムネ…？」



「うん、ラムネのかき氷だよ」



智輝の目の前には淡い水色の液体がかかっていて、小さく色とりどりのラムネが散らばっている物。
智輝、昔からラムネ大好きだったもんな〜…



「ねぇ、美味しく食べてるときに申し訳ないんだけど、僕Aちゃんのも食べたいな…」



「あ、うん良いよ！はいあーん！」



私はスプーン一杯に掬って、智輝の目の前に出した。
智輝は出した時、びっくりしていたけどその後美味しそうにパクッと食べた。



「ん、これも美味しいね。今度来たときこれ頼もうかな…」



「でしょでしょ！あ、私も智輝のやつ食べたい！」



「うん、良いよ。あーん」



私と同じようにスプーンに掬って差し出されるとすぐに食べた。
なんか口の中しゅわしゅわしてる…！面白〜い！



「口の中しゅわしゅわしてる！！」



「ふふっ、そうだね」



しゅわしゅわに感激して目を輝かせる私とふふっと笑う智輝。これ絶対周りから兄妹って思われてるな。


ん……？
私さっき智輝にあーんした…智輝も私にあーんをした。この状況………









めっちゃ恥ずかしい…！
　

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