ある日のお立ち台 ページ6
試合は3-1で勝利。お立ち台に呼ばれたのは俺と弘太郎の2人だった。
『まずは横山投手、7回1失点の好投素晴らしかったです。』
「ありがとうございます。今回は本当に守備に助けられました。」
『紅林選手のスリーラン、良い励みになったんじゃないですか?』
「そうですね、同期が援護してくれたのに自分が打ち込まれたら合わせる顔ないんで頑張りました。」
『紅林選手、第4打席の前横山投手と話をされていましたが、どんな話をしていたんでしょうか?』
24「そうっすね…次の打席ホームラン打ったらラーメン奢りって約束してました。」
「!?」
『そう言っておりますが、横山投手。』
「…今日は守備でも良いプレーありましたんで、そういうことにしておきましょう。」
会場に大きな笑いがおきる。弘太郎はきっと話していた内容を深く聞かれないよう気を遣ってくれたんだろう。普段は気遣いのきの字も無いような奴だけど、こういうところが憎めないしかっこいい。
『最後にファンに向けて一言ずつお願いいたします、まずは横山投手。』
「本日は応援ありがとうございました!まだまだ厳しい戦いが続きますが、変わらず熱い応援よろしくお願いします!」
『次に紅林選手お願いいたします。』
24「今日は応援ありがとうございます。ラーメンいっぱい食べて明日も頑張りまーす。」
『今日のヒーローは横山A投手、紅林弘太郎選手でした、放送席どうぞ。』
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赤リップ(プロフ) - 玲生さん» ありがとうございますゆるく頑張ります🥰 (11月7日 1時) (レス) id: 6f2b575e7d (このIDを非表示/違反報告)
玲生(プロフ) - 赤リップさん» くれちゃんの小説少ないので楽しんでみてます👀💞 (11月6日 22時) (レス) id: 7f34fd14ff (このIDを非表示/違反報告)
赤リップ(プロフ) - 玲生さん» 雰囲気で書いてましたありがとうございます! (11月6日 22時) (レス) id: 6f2b575e7d (このIDを非表示/違反報告)
玲生(プロフ) - ちばりよーだと思います(^^) (11月6日 19時) (レス) @page3 id: 7f34fd14ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤リップ | 作成日時:2023年11月5日 21時