【イナズマイレブン】Charm and Abandon【オリオンの刻印】 (ページ37)

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Dream story.126 ページ37

【日本はボールが自陣に収めた今、岩戸に代わって朱月が入ります！
前半では姿が見られなかった彼女はどうやら完全に復活した模様です！！】

「Aちゃん、少しいいかな」
「……？どうしましたか」

岩戸さんがいたところにかけている間、野坂さんは私を呼び止める。
彼のそばには、風丸さんがいた。

「俺が"コードG"という言葉を出したら、真っ先に朱月はフィールドの中央へ走っていってくれ」
「……走った後は、どうすればいいんですか？」

「簡単だよ。目を瞑って"自分にとって禍々しいもの"を思い浮かべながら、サークルの中心にたって、その場で回転してくれればいい」

そう言って指さす野坂さんの顔は、何かを企んでいるらしく。
ニヤリと笑うその口に冷や汗をかくも、それを気にしない振りをして小さく頷いた。

「"自分にとって、禍々しいもの"……」

──それで、アイツの願いを踏み潰せるのなら、本望だ。

西蔭さんからボールが野坂さんへと回り、風丸さんと明日人さん達が何やら話し込む。
終わったのか、風丸さんはこう叫んだのだった。

「みんなぁ！練習の成果を見せろ！！
新タクティクス"コードG"の実行だ！！！」

……さぁって、ぶつけようか。