嘘17 ページ19
ｶﾞﾗｯ!!
？:A！
慌てたように入って来る誰か。
主:……？
誰だろう？と思いふみを見る。
史弥:ﾌｯ俺たちの兄貴。柚斗兄だよ。
主:お兄ちゃん…
？:っ〜〜!!
ガバッと効果音が着きそうな勢いで抱きついてくるゆず兄。
主:え、え？
史弥:兄貴…Aが困ってる。
柚斗:ﾊｯわ、悪い…嫌いになったか…？
ゆず兄は、叱られた子犬みたいに落ち込んでいる。
主:ううん。嫌いになんかならないよ。心配してくれてありがとう。
あたしはゆっくり微笑んだ。
柚斗:っ〜〜!!あいつらマジで許さねぇ…
主:？
ゆず兄の声が一段と低くなった。
史弥:兄貴…Aの前でその声はダメだって言っただろ。
ふみが眉間に皺を寄せ、ゆず兄を叱った。
主:そんなことないよ？ゆず兄はあたしの代わりに怒ってくれてるんでしょ？だったらそんなこと言えないよ。
史弥:A…
ザワザワ
廊下の方が何やら騒がしい。
主:？廊下が騒がしいね。
史弥:ちょっとまってて？見てくる。
そう言って、ふみは病室を出た。
？:A、目を覚ましたんだろ？会わせろよ。
史弥:どこからそんな情報手に入れたか知らないけど、ナースステーションで家族以外面会謝絶って言われたはずだ。何でここまで来たんだ？
？:そんなのいいからAに会わせろって言ってんだろ。
史弥:話聞けよ。家族以外面会出来ないんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒薔薇姫(プロフ) - mesemoa・LOVEさん» コメント、応援メッセージありがとうございます((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘこれからも更新頑張っていきます (2019年1月16日 21時) (
レス) id: a425df291c (このIDを非表示/違反報告)
mesemoa・LOVE(プロフ) - 設定とか話の構成とかしっかりしてて凄く面白いです!更新頑張ってください! (2019年1月16日 16時) (レス) id: c85dc25ea3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒薔薇姫 | 作成日時：2019年1月9日 21時
