普通が普通じゃない

テスト ページ2

私は賢い友達に囲まれていた。


学年1桁や20位以内の友達ばかり。


周りの子たちは普通に接してくれるけれど


勉強の話になると、なんか……少し世界が違うというか


｢テストなんて、80点以上取るのが普通でしょ？｣


｢78点か〜。今回めっちゃ低かったな｣


上流階級の人たちの会話にしか聴こえない。


勉強でずっと劣等感を抱いていた。



私は、得意な科目と苦手な科目の点差が激しくて


苦手な科目は勉強しても40点いけばいい方だし、得意な科目は勉強しなくても70点を下回ることはないし。


だから私は、科目によって大幅に目標点数を変える。


苦手な科目は40点。


得意な科目は90点。


それが私のやり方。


大嫌いな勉強に対するモチベーションの保ち方。



ある友達が言った。


｢どの教科も全て平等に取らないと意味ないよ。普通、捨てる科目なんて作らない｣


私はそんなに器用じゃない。


｢そんなことをしたら、学年で1桁取れないじゃん。全科目ちゃんと取らないと｣


私はそもそも1桁を取れるような頭じゃない。


苦手な科目は平均点さえもいかないから、自分に合った点数を設定する。


出来る人の普通は、私には通用しない。



"苦手な科目で取れない分、得意な科目で取ればいい。"


これが私にとっての普通だよ。



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テストは本当に無理でしたね〜。

馬鹿には辛いイベントですよ。

マウントを取るような人もたまにいますしね。

勉強が嫌いな人で、同じように感じる方がいらっしゃると嬉しいです！

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