目指せあの頂上へ (ページ18)

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第16話ページ18

それはシグさんだった。

シグ「えぇ！僕？」

レン「同感。」
ロネ「そうだね！」
ライア「そうですね。」
A「私もそう……思います。」

確かに上位魔法が使えるし。

シグ「そ、それでも他の皆でも出来るよね？」

シグさんはあまりやりたくなさそうだ。しかしそれを分かっているのか、分かっててスルーしているのか、無情にも二人は流れるように続けた。

サクヤ「俺は面倒臭いからパス。」
レン「右に同じく。」

ロネ「私は、」
レン「お前はうるさいから駄目だ。」
ロネ「うぅ……。」

シグさんは困った目をしながらこちらを見つめてくる。少し罪悪感を感じるけど、委員長を代わることはできない。

A「私は……あまりこういうのは……、得意では無いんです。
ごめんなさい！」

サクヤ「という訳だから大人しく委員長になれ。」

シグ「じゃあ、副委員長は誰？」
サクヤ「ライア。」
レン「ライア。」
ライア「レンさん。」

3人はすぐに答えをだした。
シグ「僕はレンの方がいいかな。」

シグさんも答えを出したから、レンさんに2票。ライアさんに2票が入った。

ライア「なんで私なのですか。」
サクヤ「ノリ？」

サクヤさん。ノリはさすがに駄目でしょう。

先生「あとはAの意見だが。」

わ、私の意見で決まっちゃうの？！
ヤバイ、どうしよう？

A「私は……………。」